突然ですが、体は疲れていませんか?
もし疲れているなら、今回ご紹介する本、「スタンフォード式 疲れない体」が役に立つかもしれません。
実は僕も普段から疲労を感じていて、
って悩んでたんです。
でも、
って思ってるだけではなんとかならへんことは明白なので、何か行動しようということで、今回この本を手に取った次第です。
「スタンフォード式」とか言われたら、
って思ってたんですが、実はそんなこともなくて、小さなことで疲れに対処できるということがわかりました。
すぐにでも取り組めるような方法が紹介されていて、実用的な内容の本です。
それではここから、この本にはどんなことが書かれているのか、簡単にレビューしていきます。
目次
名門スタンフォード大学のトレーナーが書いた本
この本の著者、山田知生さんは、スタンフォード大学のスポーツ医局というところで働くトレーナーです。
スタンフォード大学はまさに「文武両道」で、頭もよければスポーツの成績も良いという名門中の名門。
スポーツの分野では、いろんな競技でプロの選出を輩出しています。
輩出するどころか、オリンピックのメダリストをびっくりするぐらいたくさん生み出しているめちゃくちゃすごい大学なんです。
そんな大学で16年もトレーナーを勤めている人が書いた本なので、それだけで説得力を感じますよね。
疲れの原因、影響、対策をわかりやすく説明
この本の中身を簡単に説明すると、次のことが書かれています。
- 疲れが発生する原因
- 疲れが及ぼす影響
- 疲れへの対策
①疲れが発生する原因
最近の医学では、疲れの原因には、「筋肉」と「神経」の2つがあるとされています。
疲れといえば、筋肉にたまる乳酸が原因というのはよく知られていますが、神経も関係しているというのはあまり聞いたことがありませんでした。
この本は、その「神経」にフォーカスを当てています。
疲れに関係する神経としては、自律神経と中枢神経の2つがあって、それぞれを整える方法が紹介されています。
②疲れが及ぼす影響
疲れがいかに悪影響を及ぼすかについて、スタンフォード大学のスポーツ選手の実例と共に説明されています。
バスケットボール部で実施した練習量と疲れの調査データが載っているんですが、その相関関係は明らかで、疲れがもたらす影響の大きさを再認識しました。
③疲れへの対策
疲れへの対策には、「予防」と「リカバリ」の2つの側面がありますよね。
この本では、その両方について書かれています。
特に、予防対策として紹介されているIAP呼吸法という方法がこの本の主軸。
IAPを日本語にすると、「腹腔内圧」です。
なんだか難しそうな感じがしますが、簡単に言うとお腹の中の圧力のこと。
IAP呼吸法というのはつまり、お腹の中の圧力を高める呼吸方法なのです。
お腹の圧力を高める呼吸が疲れに効くなんて、目からウロコでした。
具体的な呼吸方法は本の中に書いてあるので読んで欲しいのですが、簡単で誰でもできるようなものです。
また、予防法であるIAPがメイントピックではありますが、「疲れてしまった体」へ対処する方法も紹介されています。
なんとなく、「疲れない体」というタイトルから、
と思っていたので、疲れた体を癒すための方法も知ることができてちょっと得した気分でした。
小さな積み重ねが望みを叶える唯一の方法
この本を読んで、結局は目標を達成するには小さなことを積み重ねるしかないんだなと感じました。
読む前は、タイトルに「スタンフォード式」という文字が入っているから、すごく画期的な方法が発見されたのかと思っていたんです。
Amazonのレビューを見てみると、同じようなことを思っていた人が多かったみたいでした。
でも、中を覗くと、疲れない体をつくる方法というのは、ホントに全部小さなことばかり。
一気に疲れない体を手に入れる方法なんてなく、その一つ一つの小さな行動を日々続けなければ、疲れない体は作れないと書かれていました。
これはどんなことでも言えることで、どんなに大きなことも、分解したら全部小さな何かの集まりなのであって、それを一つずつ積み重ねるしかないということなんですよね。
逆にいうと、小さなことを正しく続けていたら望みが叶うということでもあります。
まずはこの本で書かれていることを実践して、人生の大切な資本である自分の体を整え、その体をつかって自分の目指すものに突き進んで行こうと、そんなことを思ったのでした。
今日から始める「疲れない体つくり」
体の疲れを日々感じている人は、ぜひこの本に目を通してみてくださいね。
ここに書かれている方法は、忙しい人でもできるような実践できる内容です。
僕は早速取り入れて毎日やっています。
ぜひフレッシュな体を手に入れて、人生を楽しみましょう。