こんばんは。
ウィーン、吹雪いてます。

寒くて1日中死にそうになってました。
ちなみに今は-2℃です。
今日は街歩きでもしようと思っていたのに、これはさすがにきつかった・・・。
できるだけ屋内で過ごせる観光スポットに行ったんですが、でもどうしても少しは外を歩かないと行けません。
もう5分歩くだけで地獄。
そんな寒空の下で観光しちゃう僕たちツアリストを助けてくれるのが、そう、カフェです。
冷え切った身体で想像する暖かい飲み物って、もうとんでもない魅力がありますよね。
途中まで頑張って寒さと戦っていましたが、「シュテファン大聖堂」というめちゃくちゃ大きい教会を観光した後についに耐えられなくなり、「ヘルプ!」と叫びながら近くにあるカフェへと駆け込みました。
そのカフェがすーっごいええお店やって、めっちゃいい時間を過ごせたんです。
地元で人気のCafe Hawelka
駆け込んだカフェは、「Cafe Hawelka」。

旅行するときって事前に良さそうなカフェを調べることが多いんですが、この店は事前調査をして見つけたわけではなく、
GoogleMapで近くのカフェを検索したところ、口コミ多いし評価も高いということで、行ってみることにしたんです。
場所を確認し、寒さに震えながら店の前まで行った僕の目に飛び込んできたのは、ツラい光景でした。
なんと、この寒い中、店の前に少し列ができているんです。
たまたま見つけたこのカフェは、どうやらかなりの人気店だったんです。
「マジで勘弁して〜」
心の底からそう思いました。
もうこの寒さに耐えれる自信がない。
でも、そんなことを思いながら、少し様子をうかがっていると、並んでいた人たちが解散し出しました。
「あれ!人が多すぎて諦めたんかな?!」
そう思って、一応店の中に入ってみることに。
すると、もうお店の中、ぎゅうぎゅう。
人口密度、鬼高い。
「これはさすがに無理か・・・」と思っていたところに、スタッフのお兄さんが来てくれて、思わず好きになっちゃいそうなことを言われました。
「今から席空くからちょっとだけ待ってね!」
お兄さん!!
好き!!
というわけで、無事中に入ることができたのでした。
ウィーン名物「ザッハトルテ」が食べれる
席について僕がオーダーしたのは、カプチーノ。

身体の芯から冷え切っていたため、染みましたね・・・。
めちゃくちゃ美味しく感じました。
さらに、ザッハトルテも注文。

アプリコットジャムが挟まっているチョコレートケーキ、ザッハトルテ。
これ、ウィーン発祥のお菓子って知ってました?
元々チェコレート好きってこともあって、「これは食べなあかんやろ」ってことで頼むことに。
適度な甘さでめっちゃ美味しかった。
もう1個食べても気持ち悪くならなさそうでした。
ちなみにザッハトルテはウィーン市内のカフェなら大体どこでも食べれるそうですよ。
店員さんの愛想がめちゃくちゃ良い
カフェもザッハトルテも美味しいCafe Hawelka。
それだけ魅力十分ですが、それに加えて店員さんの愛想も良いという、さらなる強みも持ってました。
お店に入った時に、
「今から席空くからちょっとだけ待ってね!」と言ってくれたあのお兄さん、ホント気さくで優しくて、人のよさが滲み出てました。
店の中はホントにお客さんでごった返してるのに、みんなに丁寧で、しかも気が利く。
お会計したくてお兄さんの方を見ると、すぐに目が合い、こちらの意図を汲み取ってくれてめちゃくちゃ素早く対応してくれました。
ますますファンになっちゃいましたよ。
相席した人たちもフレンドリーだった
お店は満員御礼状態だったので、テーブルは相席になりました。
その相席になった方々が、これまたフレンドリーでええ人たちやった・・・。
最初は一人で来られてるご婦人と一緒の席に。
スタッフさんにカプチーノとかを注文したあと、その方が「ここのケーキは美味しいよ」って話しかけてくれたんです。
さらに、「どこから来たのか」とか「ウィーンにどれくらいいるのか」とか、そんな会話をして楽しく過ごしました。
そのご婦人が去った後、今度はご夫婦が同じ席に。
最初は特に話もせずに過ごしていたんですが、会計をするときに少し話しかけて来てくれました。
またたわいもない話をして終わったんですが、たまたま旅先で出くわすこういう出会いって、ホントにいいなって思いました。
まとめ
というわけで、今日はウィーンで発見した「ええカフェ」についてお届けしました。
どうやら明日も雪のようです。
あの寒さを想像するともう涙がチョチョ切れそうですが、なんとか歯を食いしばって観光して来ます。
それではまた。