今日の午後は、ラテンダンスの「サルサ」の授業でした。
昨日は「校内オリンピック(※昨日の記事はこちら)」だったし、今日はサルサって・・・
勉強してるのか?と思われるかもしれませんが、
ちゃんと、勉強もしております。
いえ、サルサもちゃんとした勉強のひとつなのです!
フォルケホイスコーレでは、座学だけではなく、色んな体験を通して、様々な気付きを得る場所です。きっと。
このブログの他の記事を読んでいただければわかるのですが、本当にいろんな授業を受けることができます。
そして今日はサルサ。
サルサの先生は、デンマーク人ではなく、メキシコ人!
本場のサルサを教えてもらっちゃいました。
このすーっごく寒いデンマークで、情熱的なサルサを学ぶ。
ギャップがたまりません。
ちなみに今の気温、マイナス2℃です。
独特のリズムと腰の動きが特徴のサルサ。
ちょっと難しかったけど、
めーっちゃ楽しかったです!
実はぼく、大学生の頃、ブレイクダンスに明け暮れる生活をしていました。
なので、元々ダンス自体に興味がすごくあって、
人一倍、がんばって腰をクネクネさせてました。
サルサはブレイクダンスとは全くちがうダンスなんですが、
教えてもらったステップや、腰・肩の動かし方は
ブレイクダンスにも応用できそうなものがたくさん!
ブレイクダンスって、クルクル回るイメージが 強いと思うんですが、
結構自由なダンスなんです。
なので、他のダンスの動きを取り入れるのも、ありです。
サルサ、学生の頃の自分に体験させたかったなー。と思いました。
なぜか頭の固かった僕は、他のジャンルには目もくれず、
クルクル回ってばかりでした。
もうちょっと柔軟に考えて、色んなダンスを経験しとけばもっと上手くなれたのになーと
いろんなことに触れて知ることの大切さを、サルサを通して再認識。
今の時代は、すでに色んなものやサービスで溢れていて、
「新しい発明」なんてなかなか生まれにくいですよね。
なので、すでにあるもの同士を組み合わせて、それを「新しいもの」にしないとダメなのかな。
そうなると、「いろんなことを知っている」ことが
組み合わせるチャンスを増やすことになりそうで、大事そうです。
あと、ブレイクダンスをしているときに悩んでいたのが、「オリジナリティ」。
ブレイクダンスは、いかに自分のオリジナリティを表現できるかが、かなり大事にされています。
またまたやっぱり頭の固いぼくは、そのことに必要以上にこだわってしまってました。
「他の人のマネはしたらあかん!」と。
でも、早く上手くなっていったダンサーや、世に出ている成功している人たちを見ると、
マネから始めている人が多いんですよね。
なんと、あの芥川龍之介までも。
彼は日本の古典をベース(題材)にした作品をいくつも作っていたそうで、
でも誰もが知っている素晴らしい作家さんですよね。
つまり、全部そのままそっくりマネるのはさすがに・・・かもしれないですが、
まずマネから始めて、そこに少しずつ自分のエッセンスを足していくのが良さそうです。
サルサをして、そんなところまで考えが飛躍した一日でした。