皆さんはカールスバーグのビールを飲んだことがありますか?
僕はデンマークに来てから初めて飲んだんですが、飲みやすくて好きになりました。
ビールを飲みながら、カールスバーグがどんな会社なのか気になったので調べてみました。
目次
カールスバーグはデンマークで誕生した
カールスバーグは、1847年にデンマークで誕生しました。
170年以上も前に作られた会社なんです。
創業者は、J.C.ヤコブセン。
彼は24歳の若さでこの会社を立ち上げました。
カールスバーグを設立する2年前に、ヤコブセンは「理想のビールを作りたい!」ということで、ビールの酵母を手に入れるため、ドイツのミュンヘンへと旅に行ったそうです。
カールスバーグはそこから始まったということですね。
カールスバーグといえば、王冠
カールスバーグのラベルには、上の写真のような王冠が付いています。
なんとカールスバーグはデンマーク王室御用達のビール。
王室御用達となった1904年からこの王冠をマークとして使うことを認められたのです。
まさにデンマークを代表する企業なんですね。
日本に来たのは1986年
デンマーク国内で活躍していたカールスバーグは、1868年にスコットランドへ進出したのが世界デビュー。
それから100年以上経った後の1986年に日本へ上陸しました。
サントリーがカールスバーグの販売と生産のライセンスを持っています。
カールスバーグは世界4位
カールスバーグは現在、世界約150ヶ国で販売されています。
あまり日本では知られていないかもしれませんが、カールスバーグは世界のビールシェア第4位なんです。
この小さな国デンマークに、実はそんな巨大企業があったんですよね。
ちなみにデンマークの面積は日本の九州ぐらい、人口は兵庫県ぐらいの規模です。
AIでビールの味を予測をしている先進的なカールスバーグ
ここ最近は毎日のようにAI(人工知能)のことを目にしますが、カールスバーグもAIを取り入れて、風味の計画と予測を迅速にできるよう試みているようです。
「サンプルの風味の特徴を明らかにすること」が目標のそのAIプロジェクトは、3年間続けられるそう。
デンマークらしく、効率的に高品質なものを作るという姿勢が窺えます。
コペンハーゲンの人魚姫とカールスバーグの関係
コペンハーゲンの有名な観光スポットである人魚姫の像をご存知でしょうか?
世界三大がっかりの一つなんて言われますが、この人魚姫の像はカールスバーグの2代目の社長が寄贈したそうです。
カールスバーグの工場見学ができる
コペンハーゲンにあるカールスバーグの工場(博物館)を見学できるようです。
僕はまだ行ったことがないのですが、ビールが飲めたり、ギネス記録のビール瓶コレクションもあるみたいですよ。
ビール好きの方はぜひ。
名称 | カールスバーグ工場(博物館)見学 |
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場所 | Gamle Carlsberg Vej 11 1799 Copenhagen V |
Webサイト | http://www.visitcarlsberg.com/ |
まとめ
今回は気になっていたカールスバーグのことをまとめてみました。
デンマークが世界に誇るビール、まだ飲んだことがない方はぜひ飲んでみてくださいね。
<参考>