こんにちは。
昨日に引き続き、今日もデンマークの国民学校(小学校と中学校が引っついたようなやつ)に訪問してきました。
昨日は、日本ってこんな国だよ〜とか、日本の学校はこんな感じだよ〜とか、そんな話をしたのと、子供たちの名前をデンマーク語から漢字に変換してみんなに書いてもらうというようなことをしました。
今日はと言うと、最初の予定では折り紙を教えるだけという話だったんですが、なぜかDA PUMPとAKB48も教えることになりました。
教室に入ると、雅楽みたいな曲が流れてて、先生から「日本人ってこういうの聞いてるんだよね?」的なことを言われたので、「そんなことないよ」って言ったら、「じゃあ日本人が聞いている曲を流して!」みたいなことになったんです。
昨日と同じで、今日も同じフォルケホイスコーレに通う日本人の生徒と2人で訪問したんですが、その子が現役の高校生で、しかも軽音楽部という、その先生の質問にピッタリの人材やって、彼が「日本人が聞いている曲」を選曲。
選んだ曲はRADWINPSの前前前世。
これを教室で流してました。
このPVの中では忍者が出てきたり侍が出てきたりして、何人かの生徒が興味を持ったらしく、ちょっと踊ったりしてました。
すごいね、RADWINPS。
で、その流れで次はAKB48の恋するフォーチューンクッキーを流すことに。
「これ、日本でめっちゃ流行ったダンスなんよ」みたいなことを説明すると、
「教室の外のホールで流してみんなで踊ろうよ!」と、先生のキラーパスが。
僕たちは踊れないということを伝えるものの、「踊れなくてもOKだからやろ!」と、かなりポジティブな回答が返ってきて、気づいたら教室で流れてた雅楽が、ホールでAKB48という変化を遂げていました。
さらに「AKB48のこの曲はちょっと前に流行ったやつで、今の旬ではない。今の旬はこっちだよ。」とその日本人の相方がDA PUMPのUSAの動画を見せると、「これもホールで流そう!」というハツラツとした返事が返ってきて、これも流すことに。
他のクラスの生徒もいっぱい集まってきて、気づいたらこんなことに。
みんなの視線の先は、DA PUMP。
僕、この曲を知らなくて、先週ぐらいに他の日本人の生徒から教えてもらったんですが、めっちゃ流行ってるんですよね?
「カモンベイビー、アメリカ!」とか叫んでるんで、これが日本で流行ってるってデンマークで紹介するの、なんかちょっと、ね。
でも、流し終わったら大きな拍手が起こってました。
恋するフォーチューンクッキーを流したときは、一緒に踊ってる子たちもいて、楽しんでくれてたみたいです。
とまあ、まさかのイベントが急に開かれた今日でしたが、当初予定していた折り紙もちゃんとやりましたよ。
鶴を生徒40人みんなに教えながらやったんですが、いやー、教えるのって難しいですね。
僕の英語の語彙力不足もあるんですが、なかなか伝わらず苦戦。
でもでも、最終的には無事みんな鶴を作れました。
昨日今日と、ホントに貴重な体験をさせてもらいました。
多くの人を前に、英語であれこれ話したことなんて今までなかったし、新しい経験でした。
僕、子供はめっちゃ好きやけど、人前で話すのがそんなに好きじゃないし、行く前はちょっとナーバスになってましたが、行ってよかったなって今は思います。
デンマークすごい良いなって思ったのが、こんな機会を急に設けることができるその柔軟性です。
僕たちは2週間前に突然呼び出されて、今回のオファーを受けました。
たまたま学校の先生の旦那さんが僕のフォルケホイスコーレで働いているっていう繋がりがあったから実現したんですが、学校の授業で、しかも2日間も僕たちに授業をオファーできるっていうそのフレキシブルさはすごく良いことだなと感じました。
そんなことを思った2日間だったのでした。
それでは今日はこの辺で。