こんにちは。
今日はデンマークのリサイクルについて。
デンマークのスーパーには、空き缶やペットボトルを回収するリサイクルマシンが置いてあって、リサイクルするとお金が返ってくる仕組みがあります。
どんなものなのか、実際に撮った写真と共にご紹介します。
リサイクルできるもの
リサイクルできるものには、こんな感じで「Pant」と書いてるマークが付いています。
![PantAの空き缶](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_373-700x933.jpg)
PantにはA〜Cまで種類がありますが、なんせ「Pant」というマークが付いているものがリサイクルの対象になってます。
このマークは、缶、ビン、ペットボトルに付いています。
スーパーにあるリサイクル回収マシン
今回はいつもお世話になっているFaktaというスーパーに行ってきました。
店によって違うんですが、下の写真のように、スーパーの外に回収マシン専用の部屋が用意されていることが多いです。
![リサイクル回収マシンのある部屋(Fakta)](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_370-700x933.jpg)
中に入ると、こんな機械が。
![リサイクル回収ボックス](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_371-700x933.jpg)
これが空き缶やペットボトルを回収してくれる機械です。
リサイクル回収マシンの使い方
リサイクル回収マシンの前まで行ったら、上でご紹介した「Pant」マークの付いた缶やペットボトルをどんどんマシンに流していきます。
![リサイクル回収マシンに流していく](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_374-700x933.jpg)
中はベルトコンベアーみたいになっていて、ソッと置くと奥の方まで流れていってくれます。
複数個ある場合、ひとつずつゆっくり入れます。
全部流し終わったら、マシンに付いているボタンを押します。
![全部入れ終わったらボタンを押す](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_375-700x933.jpg)
ボタンは二つあって、ここの場合、緑がお金を受け取るボタン、赤が寄附をするボタンです。
もし「お金はもういいや!」って思ったら、赤いボタンを押せば寄附に回されます。
今回は緑のボタンを押しました。
ボタンを押すと、レシートが出てきます。
![ボタンを押すとレシートが出てくる](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_376-700x933.jpg)
このレシートは、割引チケットになってます。
直接お金が返ってくるわけではなく、このレシートを支払いの時にレジで見せると割引してくれるという仕組みなんですね。
ちなみに、先日、Faaborgという場所にあるFaktaでリサイクルして出てきたレシートを、Røndeという所の店舗で使おうとしたんですが、それは使えませんでした。
もしかしたら違うスーパーならOKのところもあるのかもしれないですが、Faktaに関しては、ゲットしたレシートはその店でしか使えないようです。
もらえる金額(割引される金額)
「リサイクルできるもの」のところで書きましたが、PantはA〜Cまであって、それぞれ金額が違ってます。
- Pant A:1kr
- Pant B:1.5kr
- Pant C:3kr
「kr」は、デンマークの通貨「デンマーク・クローネ」です。
![PantA〜Cで金額が違う](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/07/UNADJUSTEDNONRAW_thumb_377-700x933.jpg)
今回は空き缶、空きビンをいっぱい持っていて、全部で33.5kr(約600円ほど)になりました。
600円も割引されるのは大きいですよね。
塵も積もれば山となるです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このリサイクルマシンはもちろん外国人でも使えるので、旅行で来られた際に是非使ってみてくださいね。