こんにちは。
金曜日の今日は、午前中でフォルケホイスコーレ(学校)は終わり。
午前中は、8時半〜10時と10時25分〜11時55分の2コマの授業があります。
1コマ目は英語の授業でした。
今日の授業テーマは、「Identity」。
「Identityとはなんだろう?」という先生の問いかけに対して、みんなで意見を出しました。
「年齢!」とか「性別!」とか「出身地!」とか、みんな勢いよく答えていって、周りの子らも「うんうん!」みたいな感じでスムーズに進んでいったから、
その流れに乗って僕も、「Blood type(血液型)!」ってノリノリで言ったら、シーンとなりました。
どうやら、海外では血液型について話すことはあまりなく、というかむしろ「血液型、なに?」って聞くと、失礼に当たることもあるそう。
知らなかった・・・。
グリーンランド出身の生徒たちは、自分の血液型を知らないという人が大半で、これも驚きました。
血液型占いは、日本特有の文化なんですね。
そのあと、話題は変わって、「若者のひとり暮らし」のことに。
こんなプリントをもらいました。

これは、25-34歳の人が両親と一緒に暮らしている割合。
国によってバラバラですが、北欧はどこも低くて、中でもデンマークは驚異の1.9%。
ほとんどの人がひとり暮らしをするんですね。
これは文化なのか、はたまた経済的に余裕がある国だからでしょうか。
このデータは2011年のものですが、今もあまり変わっていない模様。
でも、グリーンランドは、デンマークの自治領だけど、全然ちがうようで、グリーンランド人の子が言うには、「8割ぐらいの若者は両親と一緒に暮らしてると思う」とのこと。
これは、住むとこ(アパート)も少なくて、それもあって家賃が高くて、ひとり暮らしは難しいということを話してました。
あと、家族との時間を大事に考えてるというところも理由っぽい。
彼らの話を聞いてると、「家族」との絆をいつも強く感じます。
ちなみに日本はどうでしょう。
ちょっと調べたところ、最近のデータが見つからなかったんですが、2010年時点では、20代の約8割の人が実家暮らしをしていたようです。
もう少しひとり暮らしが多いかな?と思ってましたが、おそらく概ねそれぐらいですよね。
日本人の若者がひとり暮らしをしない理由は、ダントツでお金だと思う。
そう思うと、前にも一度書いたけど、やっぱり日本は「経済大国」って言われてても、実は裕福な国ではなくなってきてるかもしれないと、デンマークと比較した時に思ったのでした。
それでは、今日はこの辺で。
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