「デンマーク最古の街」というフレーズ、気になりませんか?
僕は気になりすぎて、先日その街に行ってきました。
街の名前はRibe(リーベ)。
デンマークでは人気の観光地のひとつです。
今日は、実際に僕が行って体験してきたリーベという街についてレポートしたいと思います。
目次
リーベってどんな街?
冒頭にも書いたとおり、リーベはデンマークで1番古い街と言われています。
なんと8世紀ごろからあるらしいです。
そんな古くから存在しているこの街は、貿易や商業の重要拠点だったそうです。
今では「デンマーク最古の街」というだけあって、デンマークの中では人気の観光スポットになってます。
場所は、ユトランド半島の下の方で、ドイツとの国境まで車で1時間半ほどのところ。
ちなみにコペンハーゲンからは電車で約4時間ほどかかります。
リーベの見どころ
さて、ここからは僕が実際に行ってみて思った「リーベの見どころ」を書いていきます。
可愛い街並み
リーベの1番の魅力は、特定の建物ではなくて、街全体の雰囲気じゃないかなって僕は思いました。
「デンマーク最古の街」らしさが出ている街並みは、味のある古い建物と街中に敷き詰められている石畳みの道で構成されています。
街歩きが好きな僕は、デンマーク国内のいろんなところに行きましたが、実際に歩いてみて、この街が人気になる理由がわかったような気がします。
素敵な道が多すぎて、何度も足を止めていっぱい写真を撮りました。
街を一望できるリーベ大聖堂
この街のシンボルとなっているのが、リーベ大聖堂(Ribe Cathedral)。
リーベ大聖堂はデンマーク最古の教会と言われています。
1150年あたりから建設がスタートし、100年後の1250年頃に完成したそうです。
この教会は、2種類の建物が引っ付いたような外観をしています。
大きいし、街の真ん中にある広場にドッシリ構えてるんで目立ちます。
もちろん外から眺めるだけじゃなく、中にも入ってきました。
教会の中は無料で入ることができましたよ。
中の様子がこちら。
白を基調にした優しい印象の教会でした。
奥の方へと足を進めていくと、なにやらカラフルな物が目に入りました。
それは、祭壇に飾られていたこの絵でした。
これは、デンマーク芸術財団によって選ばれた、Carl Henning Pedersenという人が手がけた作品です。
モザイク画、フレスコ画、ステンドガラスがどれもこれも独特でした。
デンマークで一番古い教会に、この派手な絵画。
「チャレンジングな組み合わせやな〜」って思いながら見ていたんですが、やっぱり当時もこの「新×旧」のマッチングに、様々な意見が飛び交っていたようです。
さて、この教会にはもう1つ見所が。
実は、街を一望できるタワーがついているんです。
せっかくなんで登ってきました。
頂上までは確か10分ぐらいで登れたと思います。
こちらが頂上からの景色。
天気があまり良くなくて残念でしたが、それでも同じ色の屋根が連なるこのリーベの景色を見れたのは良かったです。
ちなみに、タワーを登ってる途中にミュージアムもありました。
料金
リーベ大聖堂の料金ですが、教会自体は無料です。
タワーは、大人ひとり20DKK、子供ひとり10DKKでした。
ミュージアムの料金は、タワーの入場料20DKKに含まれてるので、プラスで支払う必要はありません。
2番目にしては立派すぎる聖カタリナ教会
リーベにはもう一つ教会がありました。
それが聖カタリナ教会(Sct. Catharinæ Kirke)です。
上で書いたリーベ大聖堂がこの街の1番の教会なんですが、この聖カタリナ教会もかなり立派。
大きさもそうですし、中も綺麗でしたよ。
他の街だと、完全にメインでいけちゃうレベルです。
素敵なお店たち
デンマーク最古の街には、良いお店がたくさんありましたよ。
いくつかご紹介します。
雑貨から食べ物まで買えるお洒落なお店
1つ目は、「Det Gamle Apothek」というお店。
いくつかの小さな部屋が連なってできている、可愛いお店です。
このお店には、コップや食器などの雑貨から、オリーブオイルやジャムなどの食べ物まで、色んな商品が所狭しと並んでました。
僕はお土産用にRibeのビールを購入。
見ているだけでも楽しいお店でした。
お店の名前:Det Gamle Apothek 場所:Overdammen 5, 6760 Ribe
ユニークなTシャツがたくさん
2つ目は、「Bo Bendixen」というお店。
ここでは可愛くてユニークなデザインの生地を使った商品がたくさん売ってました。
リーベにしかないお店というわけではないみたいですが、デンマークのお土産として、デンマークデザインのTシャツを買うのもいいかもです。
お店の名前:Bo Bendixen 場所:Torvet 18 B, 6760 Ribe ホームページ:http://www.bobendixen.com/shop/frontpage.html
芸術的な手工芸品が買えるお店
最後は、「Artizan」というお店をご紹介。
このお店では、いろんなアーティストの手工芸品が置いてありました。
例えば、石を使ったこんなアイテム。
いろんなデザインがあって、思わず買いそうになりました。
他にもガラス細工や絵画などなど、個性豊かなアイテムがいっぱいありました。
お店の名前:Artizan 場所:Nederdammen 35, 6760 Ribe
カフェしました
さて、街歩きの休憩をかねて、コーヒーを一杯飲みました。
僕が入った店は、「Hotel Dagmar」というホテルがやっているカフェ。
何が良いって、場所です。
上でご紹介したリーベ大聖堂の真横なんです。
屋外のテラス席で、立派な教会を眺めながら飲むコーヒー。
贅沢に感じました。
お店の名前:Hotel Dagmar 場所:Torvet 1, 6760 Ribe
泊まったところ
宿ですが、今回はリーベではなく、Esbjerg(エスビャウ)という街に泊まりました。
エスビャウは、リーベから電車・バスで約30分のところです。
ホテルではなく、Airbnbを使って一般の方のお家に泊まってきました。
詳しくはエスビャウについてまとめた下の記事に書いてます。
エスビャウの記事:エスビャウ(デンマーク)は観光すべきか
まとめ
今日は、デンマーク最古の街、Ribe(リーベ)についてまとめてみました。
古い建物と石畳の道が、日本にはないヨーロッパの雰囲気を作っていました。
街を歩くだけでウキウキする、小さくて可愛くて街リーベ。
デンマークに来られる際は、是非とも旅先の一つに加えてもらいたい、素敵な場所でした。