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デンマークの人口、どれくらいか知っていますか?

Photo by Nicole Honeywill on Unsplash

今日はフォルケホイスコーレ(学校)の授業で、デンマークの人口についての話がありました。

皆さんはデンマークの人口がどれくらいかご存知ですか?

僕はデンマークに来る前に調べて知ったのですが、あまり知られていないのではないかと思います。

そこで今回は、デンマークの人口について、日本と比較しながら書きたいと思います。

デンマークの総人口は兵庫県ぐらい

まずは総人口から。

デンマークの総人口は、2018年現在で5,754,356人

兵庫県の人口と近い数字です。(兵庫県は5,502,987人、2017年)

ちなみに僕は兵庫県出身です。(ちなむ必要はないかもしれません。)

一国丸々の人口が、日本で7番目に人口の多い都道府県と同じ数だと思うと、かなり少なく感じませんか?

僕はデンマークで生活しているのですが、人の少なさを実感しています。

オーフスというデンマークで2番目に大きな街が、僕の住んでいるところから近いのでよく行くのですが、全然ゴミゴミしてなくて、「歩くのが楽だな」と感じたことが何度もあります。

電車にもたまに乗りますが、まず日本のような満員電車を見たことがありません。

首都のコペンハーゲンはさすがに多いですが、それでも日本でいう「多い」という感覚ではないと思います。

デンマークの人口密度は?

人数が少ないのは、国の面積が関係しているのでは?と思った僕は、デンマークの面積と人口密度を調べてみました。

まず面積です。

デンマークの総面積は42,430㎢

ざっくり言うと、九州ぐらいの大きさになります。

これを使って人口密度を計算すると、デンマークの人口密度は約130人/㎢

これだけじゃわかりにくいので、日本の人口密度と比較してみましょう。

日本の人口密度は約335人/㎢なので、デンマークは日本の2/5ぐらいの人口密度になります。

面積に対する人口を見ても、デンマークは日本に比べると人口が少ないことがわかります。

この数字を見て、僕が街に出たときに感じていた「人が少なくて歩くのが楽」という感覚は、本当だったんだと確信しました。

男女の割合

さて、次は男女別の人口です。

デンマークの男女比は、男性が49.74%女性が50.26%とほぼ均衡です。(2018年)

日本はというと、男性が48.67%女性が51.33%で、女性の方が少し多くなっています。

年齢別の人口比率

年齢別の人口を見てみましょう。

日本は少子高齢化が問題視されていますが、デンマークはどうでしょうか。

下のグラフが、2018年現在の年齢別人口です。

Population of Denmark 2018 - PopulationPyramid.netより引用Population of Denmark 2018 – PopulationPyramid.netより引用

グラフを見ると、50-54歳が一番多いですね。

そして、日本と同じように、年齢層が若くなるに連れて、パーセンテージが少なくなっています。

デンマークにも少子高齢化の波が押し寄せているということです。

デンマークの学校で習ったのですが、デンマークでは多くの高齢者が老人ホームに入っている現状があるようです。

労働時間が短いことで有名なデンマークですが、それでも子供達の忙しさが、高齢者が老人ホームへ入るひとつの理由にあるのだとか。

あと、日本でも少なくなってきていると思いますが、デンマークでも「祖父母+子供夫婦+孫」の3世代で住んでいる家はかなり少ないそう

一人暮らしや、老人ホームで生活している高齢者が多いようです。

人口の推移

次は人口の推移です。

デンマークの人口は下のグラフのような形で推移しています。

Denmark Population 2018 (Demographics, Maps, Graphs)より引用Denmark Population 2018 (Demographics, Maps, Graphs)より引用

1950年から現在の推移、そして未来の人口予測のデータです。

1980年代は停滞していたものの、それ以外の時期は右肩上がりで人口が増えています。

このデータでは、2099年に6,809,146人になるとの予測ですが、少子高齢化が進んでいるため、なんとも言えません。

都市別の人口

都市毎の人口も見てみましょう。

全部載せると多いので、今回は上位5つの都市に絞ります。

2018年現在の都市別人口です。

  1. コペンハーゲン(首都):1,153,615人
  2. オーフス:237,551人
  3. オーデンセ:145,931人
  4. オールボー:122,219人
  5. フレデリクスベア:95,029人

1位のコペンハーゲンと2位のオーフスの差がすごく大きいですね。

首都のコペンハーゲンは、なんと総人口の1/5もの人がいることになります。

日本と同じく、デンマークでも多くの人が首都に集中していることがわかりますね。

北欧の他の国の人口は?

デンマークと同じ北欧にある他の国の人口はどうでしょうか。

気になったので調べてみました。

括弧の中は、デンマークの人口との比較です。

  • スウェーデン:9,993,090人( +4,238,734人
  • フィンランド:5,545,310人( -209,046人
  • ノルウェー :5,360,583人( -393,773人

スウェーデンが圧倒的に多いです。

フィンランドとノルウェーは、デンマークと近い数字ですね。

しかし、これまた「国の面積と人口の関係はどうなってるんや?」と思ったので、人口密度を調べました。

  • スウェーデン:22人/㎢( -108
  • フィンランド:16人/㎢( -114
  • ノルウェー :16人/㎢( -114

デンマーク以外の北欧三国、スカスカです。

これにはびっくりしました。

下の地図を見ていただいたらわかるんですが、デンマーク以外はどこも大きいんですよね。

北欧の国々 Google Mapより引用北欧の国々 Google Mapより引用

こう見ると、デンマークは人口は少ないけれども、国土と合わせて考えるとそこまで少ないわけではないということがわかりました。

まとめ

デンマークの人口について、いろんな面から見てみました。

人口ピラミッドから少子高齢化が読み取れたり、都市別の人口から人口の一極集中がわかったり、興味深かったです。

人口規模は違えど、日本と同じ状況に置かれているデンマークが今後どのように対応していくのか、参考になるかもしれませんね。

以上、デンマークの人口について、でした。

<参考>