今日は、平べったいラインの上を歩いて過ごしました。
こんばんは。
今日は土曜日なんで、フォルケホイスコーレはお休み。
お休みなんですが、寮生活なんで、何も予定がなかったら休日も学校で過ごします。
そんな僕たち生徒のために、先生たちは休日にもちょっとしたイベントを企画してくれます。(ホント感謝。)
こちらデンマークにも、ようやく春が訪れて暖かくなってきたので、屋外でするアクティビティを考えてくれました。
日中はビーチバレーやフリスビーといったちょっとしたスポーツをして過ごしたり、外でみんなでコーヒーを飲んでゆっくりしたり。
夜は焚き火にあたりながら、焼きマシュマロを作ってみんなで食べました。
今日はホント、「ええ休日」というやつです。
日中のちょっとしたスポーツの中に、人生初挑戦のものがありました。
それが、上で書いた「平べったいライン」の正体、スラックライン(slackline)です。
スラックラインは、下の写真のように、木と木の間に専用の平べったいラインを張って、その上を歩いたり飛び跳ねたりするスポーツです。
公園で見たことがある方も多いんじゃないでしょうか?
見るたびに気になっていたのですが、今日ついに初めてチャレンジ!
正直、もっと簡単に歩けるんかな〜と思っていたんですが、ところがどっこい、難しかった・・・
結局、今日はまともに歩くことはできませんでした。
が、最初に比べると、最後の方はちょっとバランスが取れるようになって、少しだけ上達できました。
もっと練習したいな〜。
なんでもそうなんですけど、初めてやることって、なんで一回でできひんのやろ?って思います。
今日のスラックラインも、頭の中では自分が歩くイメージができてるのに、実際は歩けないんですよね。
でも、回数をこなしていく中で、「さっきは左側に倒れちゃったから、次はもうちょっと重心を右に置いてみよ」とか「足の向きをこっちにしたら、バランス取れるな」とか、失敗を重ねながら、ちょっとずつ自分の中に情報を蓄えていって、自分にあったバランスの取り方・歩き方を導き出していき、上達していきました。
この原理は、ほとんど全部のことに当てはまるんやろうなと、思いました。
人は、失敗を重ねていくしかないんでしょうね。
言語習得もそうなんかな。
ホント、英語もデンマーク語も、なかなか喋れるようになれなくて(今もそうですが)悩んでました。
それはなんか、「間違ったこと言ったらあかん」、みたいな気持ちがちょっとあって、つまり「失敗したらあかん」と思って、喋る回数が少なくなってたのが原因の一つなんやろうと思います。
なんで「失敗したらあかん」って思ってしまうのかは、ちょっとわかんないんですが・・・
でも間違って指摘してもらった方が記憶に残るし、絶対喋って「失敗」した方がいいんですよね。
スラックラインで、平べったいラインの上から落ちるときは、毎回毎回それを「失敗」とは思ってなくて、なんか「まあ落ちて当然やろ、今は」みたいな感覚。
そんな感じで、他のことも、もっと気楽に「失敗」していった方がいいんかな?
と、思います。
ので、今日からのテーマは、「気楽に失敗しよう」に決定です。
今日もありがとうございました。
P.S.
焚き火、好きです。服に匂い付きまくるけれども。
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