今日は、デンマークに来て初めて映画館へ。
「ゴッホ 最期の手紙」を見ました。
ゴッホの死の謎を、最初から最後まで油絵風のアニメーションで作られた珍しい作品。
たぶん、良い映画だと思うんですが、
音声が英語、字幕がデンマーク語になっていて、
僕の語学レベルではなかなか理解できず・・・
ちょこちょこ聞き取れるところはあるものの、大事なところはフワッとしかわからへんし、
もう途中から、右手に持っていたポップコーンを食べることに集中してしまいました。
ん〜、悔しい。
ゴッホ、ごめんよ。
でも、なんで映画館で食べるポップコーンはあんなに美味しいんやろ・・・。
というわけで、ポップコーンの美味しさを再認識できたけど、映画の内容はちゃんと理解できず。
でも、その代わりと言ってはなんですが、実は、映画館そのものが意外性抜群な感じで、今日の収穫になりました。
まず、立地。
地図を見て映画館を目指したんですが、歩けば歩くほど、
「ホンマにこんなとこにあるんかいな??」って思うぐらい、
どんどん建物がなくなっていって、森林だらけになっていきました。
でも、GoogleMapさんが教えてくれたところに行くと、建物が現れました。
これがその建物。
建物はシンプルですっきりしたデザイン。
でも、この時点ではまだこれが映画館なのか、疑ってました。
なんせ、この建物の目の前が、こんな感じなんです。
いや、すっごい自然。
これホンマに映画館なのか?!
と思いながらも、中へ入って、店員さんらしき人に聞いてみると、ちゃんと映画館でした。
ちなみに中はこんな様子。
ポスターとか貼ってあるから、なんとなく映画観れそうな雰囲気はあるんですが、でもなんか日本の映画館とは違う・・・
なんと実はここ、学校と映画館が一緒になった映画館だったんです。
ここも、僕がいま通っているのと同じ種類の学校(フォルケホイスコーレ)で、
「EUROPEAN FILM COLLEGE」という名前だそうです。
その名のとおり、映画のことを学べるフォルケホイスコーレのようです。
学校と映画館が一緒になってるなんて、ちょっとびっくり。
びっくりはしたけど、すごくアイデアとしては面白いなあと思いました。
たぶん、生徒が作った映画をこの映画館で流したり、実際の映画の機材を使って勉強できるんでしょうね。
一般上映しない「遊び」の時間は、生徒に使わせて有効活用できそうです。
これも今の時代に合った「シェアリング」になるんでしょうか?
デンマークで初めて行った映画館がこんな形だったので驚きものの木20世紀でしたが、
こんなシェアの形もあるんやなって、勉強になりました。
ゴッホの映画も誰かとシェアできるように、もう一回観てみたいなと思います。
待っててね、ゴッホ。
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