僕がタリンのことを知ったのは、知人のそんな一言でした。
そんな何回も行きたくなるような場所ってどんなところなんやろ・・・
でも、今までタリンの話なんか聞いたこともないゾ・・・
もう、ずっと気になってました。
そして気になり過ぎて、行っちゃいました。
結論から言うと、めっちゃ魅力的な場所やったんです。
繰り返し行きたくなる気持ちも理解できました。
今回はそんなタリンの観光についてまとめたいと思います。
あまりメジャーじゃない場所ですが、ここは必見ですよ。
目次
タリンってどんなところ?
エストニアの首都
タリン(Tallinn)は、バルト三国の1つであるエストニアの首都です。
「バルト三国ってワードは聞いたことあるけど、場所がよくわからへん・・・。」
と思いませんでしたか?
ここだけの話、僕は全く場所を把握していませんでしたよ。
世界史を専攻していたのにね。
高校時代に僕に世界史を教えてくれた先生には内緒にしておいてくださいね。
内緒にしてくれると約束してくれるあなたにはエストニアの場所をお教えします。
ここです。
わかりやすい覚え方は、「フィンランドのすぐ下」、でしょうか。
もしくは、「バルト海の東」、でしょうか。
あ、そういえば、元力士の把瑠都さんってご存知ですか?
彼、エストニア出身です。
把瑠都=バルトは、出身地エストニアの横にあるこのバルト海にちなんで名付けられたそうですよ。
プチ情報をお届けしてみました。
このエストニアの首都であるタリンは、総面積が約160㎢。
日本で一番面積が小さい香川県の10%に満たない大きさだと思うと、タリンがかなり小さい街だということがわかりますね。
ちなみにエストニア全体の総面積は45,227㎢で、ざっくり言うと、北海道の半分くらいです。
人口はというと、タリンは約44万人です。
日本では鳥取県が一番人口の少ない都道府県で、その数は約56万人。
ということでタリンは、香川県の10%以下の面積に、鳥取県より少し少ない人が住んでいる都市になります。
旧市街は世界遺産
タリンには古い建物がいっぱい残っている旧市街エリアがあるんですが、そこがUNESCO世界遺産に登録されています。
中世に建てられた、渋くて、かっこよくて、可愛い建物がいっぱい並んでるエリアなんです。
一番古い建物は1246年に建てられたんですって。
歴史っ。
城壁や、城壁の内外を繋いでいた門なんかも多数残っていて、
「タイムスリップしたみたい!」っていう人が1人ぐらい現れてもおかしくないぐらいです。
歴史ロマン溢れる雰囲気、プンプンしてます。
スカイプも誕生したIT先進国の中心地
そんな歴史ある素晴らしい街並みが残っているタリンですが、実はそれとは真逆の顔も併せ持っています。
実はここ、世界有数のIT先進都市なんです。
一番有名なのがスカイプ。
みなさんご存知の、あの便利なやつです。
スカイプってこのタリンから生まれたサービスなんですって。
僕も元々ITエンジニアの端くれだったのでそのあたりの事情を少しだけ知ってるんですが、エストニアは世界から注目されてるIT大国なんですよ。
街は世界遺産に登録されるぐらい歴史あるし、面積は香川県の10分の1以下の大きさやし、人口は少ないし、なんかITとは真逆って感じのイメージですよね。
でも、たぶん、だからこそITが発達していったんでしょうね。
人が少ないから、資源も多くないから、ITの力で国を大きくしていく道を選ぶしかなかったのかもしれません。
タリン旧市街のおすすめ観光スポット
世界遺産にもなってるタリンは魅力的な観光スポットで溢れ返っていますが、個人的に行って良かったオススメの場所をご紹介します。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、1900年に建てられた教会です。
写真のとおり、色も形も可愛くて、フォトジェニック。
めっちゃ目立ってます。
案の定、旅行客に大人気で、この教会の周りには常に多くの人がいました。
中も入れたんですが(無料でした)、行ったときは礼拝中やったんで写真は撮れず。
外から見るだけでも、一見の価値あり。
名前 | アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Alexander Nevsky Cathedral) |
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場所 | Lossi plats 10, 10130 Tallinn, エストニア |
営業時間 | [月〜金、日] 8-19時、[土] 8-20時 |
ホームページ | https://nevskysobor.ee/ |
聖オレフ教会
聖オレフ教会は、13世紀に建てられたタリンを代表する教会。
この教会の特徴は、なんと言っても塔。
約124mあって、タリン旧市街では一番高い建物です。
もちろん登れるようになってて、60m付近が展望台になっています。
タリンを360度見渡すことができますよ。
めっちゃいい景色なんですが、1つ問題が。
展望台まで階段で登らないとダメなんです。
これがキツい。
なかなかキツい。
こんな階段をひたすら登ります。
見ていただいたらわかるとおり、急やし狭いし、大変なことになってます。
でも、絶景が見れるんで、頑張りましょう。
名前 | 聖オレフ教会(St. Olav’s Church) |
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場所 | Lai 50, 10133 Tallinn, エストニア |
営業時間 | [04/01〜06/30] 毎日10-18時 [07/01〜07/14] 毎日10-20時 [2019/07/15〜2020/04] 休み |
ホームページ | http://oleviste.ee/ |
城壁
タリン旧市街にはかつて防衛のために建てられた城壁が今も残っています。
そして、その上を歩けるようになっています。
先ほど紹介した聖オレフ教会の展望台ほど高くはないですが、ここからもタリンのええ感じの風景を眺めることができます。
城壁の上を歩けるって、ワクワクします。
僕はしました。
オススメです。
名前 | タリンの城壁(Town Wall Walkway) |
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場所 | Müürivahe 48, 10140 Tallinn, エストニア |
ホームページ | Tallinn Town Wall – VisitTallinn |
Kiek in de Kökミュージアム
Kiek in de Kökミュージアム(The Kiek in de Kök Fortification Museum)は、タリンの起源や発展について知ることができる博物館。
昔使われていた塔や要塞が博物館としてリメークされています。
ボリューム満点でかなり面白かったです。
この博物館には名物のカフェが2つあります。
1つはこちら。
どデカい石が天井に引っ付いてるカフェです。
内装も面白いですが、窓から見える景色もなかなかのものですよ。
もう1つが、こちら。
城壁の上で休憩できるようになってるんです。
開放的で最高でした。
休憩にも使えるんでオススメのスポットです。
名前 | Kiek in de Kökミュージアム(The Kiek in de Kök Fortification Museum) |
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場所 | Komandandi tee 2, 10130 Tallinn, エストニア |
ホームページ | Kiek in de Köki kindlustustemuuseum – Tallinna Linnamuuseum |
行き方
タリンへの行き方は、下の2つのどっちかを選んでる人が多いと思います。
- 飛行機
- フィンランドからフェリー
①の飛行機は、飛行機でビューンと行くパターンですね。(何の工夫もない言い方ですいません)
でも、もしかしたら②で行く人の方が多いんちゃうかな?って密かに思ってます。
上でも少し触れましたが、エストニアってフィンランドの真下なんですよね。
地図をもう一度どうぞ。
ご覧の通り、フィンランドとエストニアの間ってめっちゃ狭いんですよ。
しかもね、フィンランドの首都ヘルシンキはフィンランドの一番南にあるし、タリンはエストニアの一番北にあるんです。
つまり、ヘルシンキとタリンはゲキ近なんです。(劇的に近いって意味です。)
フェリーを使えば、なんと2時間ぐらいで行き来できちゃいます。
ヘルシンキ〜タリン間をフェリーで移動する方法については、下の記事で詳しく書いたのでよかったら合わせて読んでみてくださいね。
日数
タリン旅行に必要な日数ですが、中には日帰りでもOKって言う人もいるようです。
ですが、僕的には、
「日帰りじゃ足りん!タリンだけにね!」
って思います。
僕は2泊3日の日程で行ってきたんですが、ゆっくり満喫できました。
1泊じゃ足りん(タリンだけにねっ。アゲイン)やろなぁって思うんで、2泊3日がオススメです。
まとめ
今回はエストニアの首都タリンについてお届けしました。
僕にタリンの存在を教えてくれた知人には本当に感謝しなければなりません。
めっちゃ素敵なところでしたから。
僕もまた行きたいですもん。
というわけで、タリンはオススメの場所なので是非行ってみてくださいね。
最後に、僕がタリンのトラムでアタフタした話も読んでみたいという方がいらっしゃいましたら、下の記事をどうぞご覧ください。