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北欧インテリア

【北欧雑貨】フレンステッドモビールの始まりとこれまでの歩み

フレンステッドモビールのゾウ

北欧インテリアシリーズのお時間です!

今回は、デンマークのモビールメーカーである「フレンステッドモビール(Flensted Mobiles)」をピックアップ。

可愛らしいデザインで長く愛されているフレンステッドモビールは一体どんなメーカーなのか、一つずつ見ていきましょう!

モビールとは?

そもそもモビールって何?

という方もいるんじゃないでしょうか?

モビールというのは、こんなやつです。

 

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めちゃくちゃ簡単に言うと、「天井にぶら下げるインテリア雑貨」ですね。

もっとちゃんとした説明をするならば、

針金に薄い金属片などを微妙なバランスをとってつるし、空気の微動にも動くようにした造形作品。室内装飾などにも用いられる。米国の彫刻家コルダーの発案。(引用:mobile(モビール)の意味 – goo国語辞書

となります。

 

空気の振動でフワフワしながらゆっくり動く様に、

癒される〜!!

と言う人が続出です。

フレンステッドモビールって?

「モビールを作らせたらデンマークで右に出る者はいないんじゃないか?!」というのが、そう、フレンステッドモビール(Flensted Mobiles)でございます。

一体フレンステッドモビールってどんな会社なんでしょうか?

ちょっと内側をのぞいてみましょう。

娘のお祝いから歴史が始まった

 

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フレンステッドモビールの始まりは、娘のお祝いでした。

 

フレンステッドモビールの創業者、Christian Flensted(クリスチャン・フレンステッド)さんには、Metteさんという娘さんがいました。

(あ、そうそう、フレンステッドモビールの「フレンステッド」は、彼の苗字です。)

1953年、Metteさんの洗礼(キリスト教の儀式ですね)を祝って、紙とストローでコウノトリのモビールを作ったんですって。

このときは、ただただ娘を喜ばせようとして作っただけだったんですが、きっと出来がよかったんでしょうね、1年後に会社を作っちゃいます。

もうびっくりするぐらい出来がよかったんでしょうね。

 

フュン島で大きくなる

会社を作ったとき、フレンステッド一家は、デンマーク北部の街オールボー(Aalborg)で暮らしていました。

オールボーはこちらですね。

今ではデンマークで4番目に大きな街です。

Photo by Nicole Honeywill on Unsplash
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暮らしていた家は3部屋のアパートで、そこで仕事もしていたそうです。

作業場はダイニングルーム、収納場所はソファの下という感じ。

小さなところが始まったんですね。

iPhoneでお馴染みのAppleも、家のガレージでスタートしたようですから、みんな最初は小さな芽から始めて、どんどん大きく育てていくんだなと、この話を聞いてシミジミ思いました。

 

そんなところからスタートしたフレンステッドモビールですが、1956年に引っ越します。

引っ越した先は、フュン島です。

フュン島は、アンデルセンの街「オーデンセ」がある島ですね。

オーデンセにある「聖クヌード教会」
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こちらです。

どうやら元々はフュン島出身だったそうです。

 

フュン島に移ってから、フレンステッドモビールは順調に成長していきました。

そして1972年、生産量がググっと伸びて、ワークスペースが手狭に。というわけで、場所を移動する必要が出てきたので、また引っ越します。

次の引っ越し先はこちらの建物です。

フレンステッドモビールの拠点フレンステッドモビールの拠点(引用:Flensted Mobiles | The Mobile Centre – Flensted Mobiles

この建物、実は元々、「Frederiksminde」という学校だったんですって。

1828年に創設された学校なんですが、1892年に別の場所に映り、空き校舎に。

それから80年後の1972年にフレンステッドモビールが入って、建物は息を吹き返したのでした。

ちなみにフレンステッドモビールは今もここで活動しています。

あ、ここもフュン島です。

 

息子夫婦にバトンタッチ

 

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創業者のChristian Flensted(クリスチャン・フレンステッド)さんは、奥さんのGrethe(グレーテ)さんと一緒にフレンステッドモビールを切り盛りしてましたが、1982年に次の世代へのバトンタッチを決意。

会社を息子のOle(オーレ)さんと奥さんのAase(オーセ)さんに託しました。

下の写真は、創業者のクリスチャンさん(上)と、息子のオーレさん(下)です。

 

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オーレさんご夫妻は、今もフレンステッドモビールを率いていて、今66歳だそうです。

 

フレンステッドモビールの商品たち

ここまではフレンステッドモビールのこれまでの歩みを見てきましたが、ここでは商品をいくつかピックアップしてみたいと思います!

可愛いです、どれも。

Balloon

 

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フレンステッドモビールと言えばこれ!

ベストセラー商品のBalloonです。

 

こちらが実際に吊るした様子です。

モビールのフワフワ漂う感じが、実際の気球の動きとバッチリ合いますよね。

このBalloonは、18世紀の「Montgolfières」からインスピレーションを受けたんだとか。

Montgolfièresって…何?

って思ったんで調べてみたら、フランス語で「熱気球」って意味らしいです。

もうちょっと深追いしてみたところ、どうやらフランスに「Montgolfières(モンゴルフィエ)」っていう兄弟がいて、彼らが世界で初めて熱気球の有人飛行に成功したんだとか。

話がそれましたが、とにかくこれがフレンステッドモビールの顔的存在、Balloonでございます。

 

Olephants

 

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ゾウです。

子供部屋にぴったり合いそうな、愛くるしい一品です。

名前をよく見てみると、「Elephant(エレファント)」ではなく、「Olephant(オーレファント)」!

絶対にオーレさんの名前とエレファントをかけてますね。

お茶目です。

 

Hedgehog

 

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ハリネズミってなんでこんなに可愛いんでしょうね。

何になっても、どんなときでも可愛くないですか?

モビールとて例外ではありませんでした。

created by Rinker
Flensted Mobiles(フレンステッドモビール)

 

Moomin

 

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ムーミンのファンの方にとってはめちゃくちゃ魅力的なのではないでしょうか?

ムーミンがモビールになりました。

ムーミンの商品は、「Moomin 2009」と「Moomin 2014」の2つ販売されています。

「Moomin 2014」は、ムーミンを生み出した作家、トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念して作られたそうです。

 

 

Dinghy Regatta

 

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レガッタです。

船体のカラフルな色と白い帆のバランスがいいですよね。

上の写真みたいなシンプルな部屋に吊るせば、ちょっとしたアクセントになります。

個人的にかなり好きです。(聞いてないですよね。)

 

Counterpoint

 

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ここまで可愛らしいデザインのものをたくさん紹介してきましたが、フレンステッドモビールではこんなモダンな商品もあります。

木の温かみを感じるボールと線が、北欧テイストの部屋によく馴染みます。

 

Memorabilia

 

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ポストカードや写真を吊るせるMemorabilia。

自分好みにカスタムできます。

 

フレンステッドモビールでインテリアを楽しむ

というわけで今回はフレンステッドモビールについてお届けしました!

モビールって日本ではそこまで流行ってないと思うのですが、ヒョイっと引っ掛けるだけでアクセントになる良いインテリア雑貨ですよね。

軽いものだと天井に穴を開けたりせず、マスキングテープなんかで留めたりもできるんで手軽に取り入れれるのではないでしょうか。

気になる方はぜひ吊るしてみてくださいね。

 

【参考文献】Flensted Mobiles | Movement and balance to the world

KAHLER
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