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ワーキングホリデー

【ワーホリ】日本へ帰国した時に必要な手続きをまとめました

【ワーホリ】日本へ帰国した時に必要な手続きをまとめました

ワーホリが終わって日本に帰国したら、やらないといけない手続きがいくつかあります。

何をどうすれば良いの?

と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこでここでは、ワーホリから帰国した人がしないといけない手続きを一通りまとめます。

読んでいただけたら帰国した時にすべきことがわかるんじゃないかなと思います。

帰国したてホヤホヤ状態の僕が実際にしたことをベースにお届けしますね。

公的手続き

まずは公的な手続きからご説明します。

役所で必要な手続き一覧です。

ここでご紹介していることは、全て同じ役所でまとめて手続き可能でした。

あ、ちなみに、ワーホリ前に住所を抜いていることが前提です。

住所をそのまま残している場合は、不要な場合があります。

住民登録

まずは住民登録です。

帰国したら、海外からの転入届を出さないといけません。

申請書は役所に置いてありますので、職員さんに聞いてみてくださいね。

住民登録に必要なもの

転入届を出す時に必要なものは、こちら。

【転入届】申請のときに必要なもの
  • パスポート
  • 日本に帰国した日がわかるもの
  • 戸籍謄本
  • 戸籍の附票(本籍地ではない場合)
  • 印鑑

特に注意していただきたい点が2つあります。

 

1つは、日本に帰国した日がわかるものです。

多くの人は、パスポートのスタンプで入国日を証明するのではないかと思います。

でも、もし日本に帰国した時に、空港で自動化ゲートを通ると、スタンプが押されずに入国できてしまいます。

そうなると、スタンプでの証明ができませんよね。

そんな時は、帰ってきた日がわかる飛行機のチケットなどが必要です。

チケットなんか捨てちゃったよ!

という人もいると思います。

けど、別に紙である必要はありません。

僕は航空会社から送られてきたチケットのPDFを職員さんに見せて、OKをもらいましたよ。

なので、チケットを捨てちゃったからといって、投げやりにならないでくださいね。

 

2つ目の注意点は、戸籍の附票です。

「戸籍の附票ってなに?!」

と思われた方、僕もそうでした。

戸籍の附票っていうのは、これまでの住所変更の履歴が記載された書類です。

僕の場合、兵庫→大阪→デンマークと住所を転々としてきましたので、それがズラッと記載してありました。

この附票は、転入届を出す市町村が本籍の場合は必要ありません。

でも、本籍とは違うところへ転入する場合には提出する必要があります。

附票は、本籍地の市町村で発行してもらいます。

本籍地が遠すぎて取りに行けないよ!

という方に朗報です。

郵送してもらえます。

郵送してもらうためには、本籍地の市町村へ申請書を出す必要があります。

必要なものは下の通りです。

【戸籍の附票】申請時に必要なもの
  • 申請書
  • 手数料(定額小為替)
  • 返信用封筒
  • 本人確認書類のコピー

申請書は、各市町村のホームページなどで公開されているので、ダウンロードしてください。

もしくは、お住まいの市町村の役場にもあると思います。

 

それはいいとして、

手数料(定額小為替)ってなんぞや?!

と思っていませんか?

お気持ち、察します。

僕も知りませんでした。

定額小為替は、「現金の引換券」みたいなものです。

これを受け取った人は、郵便局で現金を受け取ることができる仕組みになっています。

定額小為替は、50〜1,000円までの12種類。

定額小為替を送る人、今回でいうと、本籍地に附票の申請書を送る人はその中から必要な金額分を購入します。

購入場所は郵便局です。

附票の申請に必要な金額は300円でしたよ。(場所によって違うかもしれません。)

 

一人世帯にするか親の世帯に入るか

住民登録をするときに、一人世帯として登録するか、親の世帯に入るか決めることができます。

この選択が、このあと説明する年金や健康保険に関わってきます。

親の世帯に入れば、親の会社の健康保険に扶養者として加入できる、といった感じです。

どちらを選択するかは、ご自身の状況次第ですね。



 

国民年金への加入

帰国したら、国民年金へ加入する必要があります。

申請時に必要なものは、年金手帳でした。

が、実は僕、申請に行ったとき、年金手帳を持っていなかったんです。

でも、役所の人が基礎年金番号をその場でチョチョっと調べてくれて、特に問題なさげでした。

免除申請が可能

会社にいたらあまり意識しない人が多いと思うんですが、年金って結構高いんですよね。

平成30年度は、16,340円です。

これ、帰国してすぐの収入がない時期だと、キツいですよね?

そんな人は免除を受けることができる可能性があります。

ただし、直近の収入や世帯の収入によって状況が変わるため、100%ではありません。

自分が世帯主であれば自分の収入だけですが、もし親の世帯に子供として入っている場合は、親の収入も免除申請の対象となります。

お父さんお母さんがガッポリ稼いではる場合は、免除されない可能性高めです。

 

国民健康保険、健康保険への加入

会社に勤めていない人は国民健康保険への加入が必須。

これも役所で申請します。

 

ただし、親の世帯に子供とした入るなら、国民健康保険ではなく、親の会社の健康保険へ入ることができるかもしれません。

年収が130万円以下とか、条件はありますので、それに適していたらの話です。

扶養に入ることができたら、被扶養者は保険料を負担しなくてよくなりますから、ぜひ確認してくださいね。

 

親の会社の健康保険に入る場合、扶養者であることを証明するために、住民票を出さないといけません。

住民票は、手数料300円を払えば市役所で発行してくれます。

 

マイナンバー

国外へ出るとき、マイナンバー通知カードは返却します。

なので、帰国したら、もう一度発行してもらう手続きが必要です。

海外へ転出した場合の再発行は手数料0円なので、ちょっとラッキーな気分になれます。

 

印鑑登録

もし海外へ出る前に、それまで住んでいた市町村で印鑑登録をしていたら、海外転出届けを出したタイミングでその印鑑登録は自動的に破棄されます。

印鑑登録は必須ではないですが、何か契約を交わすときなどに求められることがありますので、必要なら再度登録しましょうね。

 

印鑑登録をするときに必要なものはこちら。

【印鑑登録】申請時に必要なもの
  • 登録する印鑑
  • 本人確認ができるもの(パスポートなど)

 

ちなみに、印鑑登録は無料です。

でも印鑑証明書を発行する場合は手数料がかかります。

僕の地元では1枚300円でした。

(どこも同じ?)

 

携帯電話の契約

海外へ行くとき、多くの人は携帯電話を休眠状態にしたり、解約したりするのではないでしょうか?

日本へ帰ってきたら、また携帯を使えるようにする必要があります。

これはすっかり忘れてしまいそうなポイントですね。

ちなみに僕はソフトバンクユーザー。

「電話番号お預かりサービス」を使って、休眠状態にしていました。

これからどうするかなんですが、実はキャリアを変えようと思っています。

なぜなら、海外のSIMが安すぎて、日本のお値段がめちゃくちゃ高く感じるんです。

これは海外に行った人あるあるかもしれませんね。

なので、今は格安SIMへ切り替えることを検討中です。

今、一番気になっているのが、UQモバイル

auのネットワークを使っていることで通信速度が安定していることに定評があります。

またプランによればなんと月980円

さらにさらに、最大10,000円のキャッシュバックまであります。

気になりまくり。

携帯代高いよな〜

と、普段からつぶやいている人はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

運転免許証の更新

ワーホリ中に運転免許証の更新時期が来てしまった!

という人もいるのではないでしょうか?

僕がまさにそうでした。

そんな人は帰国してから更新(再取得)しないといけません。

期限が切れてからどれくらい時間が経ったかによって、しないといけないことが変わります。

ポイントは、期限切れから6ヶ月経ったかどうかです。

  • 期限切れから6ヶ月以内:免許の復活
  • 期限切れから6ヶ月を超えた:免許の再取得

 

免許証の復活

6ヶ月以内なら、学科試験なしで免許証を復活させることができます。

(視力検査などの適性試験は受けないとダメです。)

免許を復活させる手続きに必要なものは下の通りです。

【免許復活】手続きに必要なもの
  • 住民票(本籍地記載)
  • 免許証
  • パスポート
  • 写真(家族写真とかじゃないですよ?)
  • 印鑑
  • お金(僕は約8,000円かかりました)

場所によってちがうかもしれませんが、復活手続きには丸一日かかります。

午前中に申請に行き、午後から適性試験を受けるという流れです。

免許の更新期限が切れた日に海外にいたことを証明する必要があります。

どうやって証明するかというと、パスポートのスタンプです。

ここで注意点が。

最近、空港に自動化ゲートがありますよね?

自動化ゲートを通ると、パスポートにスタンプを押されることなく、日本へ入国できてしまいます。

つまり、いつ帰国したのか、パスポート上に記録として残らなくなるんです。

そうなると、免許の期限が切れたときに日本にいなかったという証明ができなくなる場合があります。

なので、自動化ゲートを通らないか、もしくは自動化ゲートを通ってもスタンプを押してもらうようにした方が良いです。

 

僕は自動化ゲートを通過してスタンプをもらわなかったせいで、ちょっと大変な目に逢いました。

日本に帰国したときのスタンプはなかったものの、ヨーロッパを転々としていた時にあちこちの国で押されたスタンプが残っていたんですよね。

そのスタンプの日付を一つずつ紙に書き起こしていき、きちんと辻褄が合っていること(免許失効のときに海外にいたかどうか)を証明しないといけなかったのです。

なんとか説明してオッケーをもらいましたが、日本帰国時のスタンプさえあればスンナリいくので、忘れないようにしてくださいね。

 

ちなみに、もしスタンプを押し忘れたとしても、空港に問い合わせれば入国の履歴証明を出してくれるそうなので、そちらを利用しても良いかもしれませんね。

 

外貨両替

これ、僕がやっておけば良かったと思っていることです。

財布の中に外貨が残っていませんか?

もし残っていて、お金に困っているなら、空港などで外貨両替をしておきましょう。

僕は、スウェーデンクローナが2枚残っていて、換金したくてウズウズしています。

帰ってきたけどまた海外行きたいなぁ

ワーホリから帰国した僕ですが、写真を見返しては、

やっぱりまた海外行きたいなぁ

と一人で言ってます。

それぐらい、濃い時間でした。

今まで海外へ行くハードルに高さを感じていましたが、今回のワーホリを経験して、それが全くなくなりました。

なので、時間を見つけてはどんどん国外に行こうと思っています。

ちなみにオススメの国は、やっぱりデンマークかな。

僕はデンマーク国内を本当にあちこち旅して、その様子もこのブログで書いてきました。

ここに来た日本人って他におらへんのちゃう?

って思ってしまうような場所にまで行ってきましたよ。

例えば、Anholtとかね。

https://elutas.com/anholt-like-a-small-bird-1151.html

デンマークの島のページでいろんな場所をご紹介しているんで、良かったら合わせて読んでみてくださいね。