デンマークのお年寄りとお話しする授業がスタートしました。
こんにちは。
僕は今、北欧独特の学校フォルケホイスコーレに通っております。
デンマークで暮らしながら、「カルー・ホイスコーレ」という学校でデンマーク語やカルチャーを学んでいるんです。
この学校ではいろんな授業を考えてくれるんですが、今日からまた新しい取り組みがスタート。
それが、地域のお年寄りの元を訪ねるという企画です。
デンマーク語やデンマークのカルチャーを学びたい僕たち生徒と、
孤独を感じていて、他の人との触れ合いを求めているお年寄りをマッチング。
素晴らしいアイデアだと思います。
行政と協力して今回のこの取り組みが立ち上がりました。
そして、今日から開始。
初回の今日は、学校の近くにある街ロンデの施設に行ってきました。
僕たち生徒は4人1組のグループに分かれ、それぞれのグループに対して一人お年寄りの方が付いてくれます。
最初と言うことで、今日は自己紹介をしたり、趣味の話をしたり、ざっくばらんに会話をしてきました。
僕たちのグループに入ってくれたおばあちゃんは、85歳。
すごく元気でたくさん話しかけてくれました。
デンマーク語がまだまだな僕たちにとっては難しい部分もあったけど、これはすごく良い機会。
楽しい時間を過ごせました。
これから定期的に会って、話して、各おじいちゃんおばあちゃんの人生についてまとめた「人生年表」のような物を作って渡すことがゴールになってます。
この学校では、普段は学校の教室で授業を受ける、いわゆる座学が基本です。
が、それ以外にも、こんな風に外に出て取り組む授業もあります。
よりデンマークのことを知ることができる環境を作ってくれているんですね。
まだ始まったばかりの授業ですが、自分たちのステップアップにも、おじいちゃんおばあちゃんにとってもきっと意味のあることだと思うので、積極的に取り組もうと思った今日なのでした。