下の絵は、デンマークのあることを表しています。
何かわかりますか?
正解は、デンマークの福祉。
左下にあるのは、ゆりかご。
右下にあるのが、お墓。
その上にロープが張ってあって、そこをピエロっぽい人が渡っています。
サーカスをモチーフにしているように見えます。
何を表現しているかというと、デンマークの福祉の手厚さです。
この絵は、生まれてから死ぬまで、綱渡りをしているように見えるけど、実は落ちても大丈夫なセーフティーネットがある、ということを言っています。
デンマークは高福祉国家として有名。
- 学費は大学まで無料
- 病院は無料
- 失業した時のケアが整っている
など、日本から見ると羨ましいことだらけです。
今日授業で聞いたんですが、失業手当は2年にも渡ってもらえるそうですよ。
そんな手厚い福祉は、高い税金によって実現しています。
わかりやすいところでいうと、消費税。
デンマークの消費税は驚きの25%です。
高いですよね。
でも、どうでしょう。
もしここまで手厚いサポートを受けれるなら、僕は高い税金を払ってもいいなと思ってしまいます。
この充実した福祉が成り立つ背景には、デンマークの平等主義があります。
平等を表す指標はいくつかありますが、そのひとつが所得格差。
所得格差を測る指標「ジニ係数」のランキングを見ると、デンマークは世界トップ5に入ります。
このベースがあるから、みんな高い税金を払って、お互いに助け合う体制が取れているんだと思います。
というわけで今日は、デンマークの福祉について書いてみました。
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<参考>
「世界収入不平等指数ランキング」 1%の富裕層が世界の富の半分を保有? | ZUU online