今日、オリンピックで優勝しました。
オリンピックといっても、学校で開催された「校内オリンピック」です。
ぼくの通っているフォルケホイスコーレ(学校)には、9ヵ国の生徒がいます。
デンマーク、グリーンランド、ドイツ、エリトリア、シリア、ウガンダ、アメリカ、オーストラリア、そして日本です。
今日はそんな多国籍な環境を活かして、先生たちが「オリンピック」を企画してくれました。
あいにく、アウトドアコースの生徒はみんな3日間のサバイバル授業に出かけてしまったので、全員参加ではなかったのですが、残った生徒で競い合いました。
「紙飛行機で誰が一番遠くに飛ばせるか選手権」や「体育館のあちこちに貼られた紙を探して書かれている文字を集める競争」などなど、
どれもみんなでワイワイできるわかりやすい競技ばかりで、楽しい時間を過ごせました。
ホント、先生たちすごいなーって思います。
「みんなに少しでも楽しんでもらおう!」という、有り難い気持ちがすっごく伝わってきました。
今日はたまたまオリンピックでしたが、毎日のように、いろんな企画を考えてくれます。
晩ご飯が17時半〜18時半なのですが、
だいたい19時からカードゲームとか映画鑑賞なんかを企画してくれて、みんな楽しく参加してます。
「カードゲーム」や「映画鑑賞」自体が楽しいということも、もちろんあるんだけど、
企画して、そして一緒に参加してくれる先生の人間的魅力が素晴らしくて、
みんな楽しく過ごせてるんだと思います。
先生たちも全力で楽しそうで。
たぶん、今日も、競技自体の内容があんまりだったとしても、
あの先生たちが居たら、絶対に結果は「楽しかった」になっているんだと思います。
この先生たちに替わる人はいないわけで、これってすごいことだなと。
なんか、日本に居たときに、いろんな店に通ってみて気づいた「喫茶店の差」と似ています。
大阪に住んでいたとき、家の近くの喫茶店5件ぐらいを回ってみたんですが、
どこもメニューや味、値段は似たり寄ったり。
でも、その中でもやっぱり差がつくんですよね。
それは何かというと、喫茶店のマスターの人柄でした。
メニューも味も値段も同じ中で、どの店に行くかを選ぶ決め手になったのは、「人」でした。
たまたまYoutubeで見た「Nespresso」の動画の中で、
「僕たちは、腕利きのバリスタが作る美味しいエスプレッソを、誰でも飲めるようにしたかったから、カプセルコーヒーを作った」と言っていて、これも一緒だなと。
最初に思ったのは、「本当に美味しいエスプレッソが提供できちゃったら、バリスタいなくなるんちゃうか?」だったのですが、
いやそれはないかと思い直した理由が、上で書いた「人柄」。
これからは、美味しいコーヒーは割とどこでも飲めるようになって、
差別化されるのは、「人」の部分になっていって、
カフェには「人」に会いにいくような時代になっていくんかなと思う。
それはやっぱり、コーヒーだけじゃなくて、色んな業種の色んな技術がどんどん進化していって、作れる「質」に差がなくなるから、
差をつけれるのは、「人間味」になってくるのかなって思います。
ステキな人間味を持てるようになりたいなー。
というわけで、明日も人間味を磨けるようアクティブに動くために、今日はこのあたりでベッドに入って、睡眠でエネルギーを作ろうと思います。
今日も読んでいただいてありがとうございました。m(_ _)m
ちなみに、オリンピックの優勝商品は、1.5Lのコーラでした。