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日々の学校生活

これからの未来に対して恐れていることは?

オーフスでシアター鑑賞

カルーホイスコーレ生活2日目です。

 

こんにちは。

 

こちらは今、15時前でございます。

 

今日のカルーホイスコーレは「テーマデー」ということで、いつもとは違うスケジュールです。

いつもは午前中に各クラスに別れて授業を受け、午後からはクラスごちゃ混ぜの選択授業があります。

でも今日は、午前中にデンマーク語コースの生徒全員で同じ授業を受け、午後からはなんと授業なしでフリーです。

でも実は、学校の授業の一環として、夕方からオーフス(デンマークで2番目に大きな街ね)でシアター鑑賞をさせてもらいます。

 

「テーマデー」なんで、もちろん「テーマ」があるんです。

今日のテーマは、「未来」。

夕方から鑑賞予定のシアターも「未来」に関するものですし、午前中の授業も「未来」にフォーカスを当てた内容でした。

今日のテーマはFremtid(未来)今日のテーマはFremtid(未来)

 

授業では、2つのことをしました。

1つは、グループディスカッション。

5人1組ぐらいのグループに分かれ、先生から渡された3枚の紙を見ながらみんなで話し合いました。

紙には、これからの未来に起こり得るであろう様々なことについての写真が。

例えば、環境問題やテクノロジーの発展、政治について、などなど。

説明文はありません。

その写真をみんなで見て、

これはこういう問題を表しているのかな?

みたいなことを推測し合い、デンマーク語で話す、といった感じです。

 

ひと通り話したあと、「デンマーク人が未来に恐れていることは?」というお題が出ました。

デンマーク語コースにいる生徒はもちろんみんなデンマーク人じゃないので、正確なことはわからへんし、それぞれ「デンマーク人はこんなことを怖がってそう!」って思うことを発表し合いました。

いくつか意見が出たあとに、先生が実際にデンマークで話し合われていることを教えてくれたんですが、これがなかなか面白くて。

「少子高齢化」や「家とか車のローン返済」、「地域格差」などなど、要は日本でもよく聞くことをデンマーク人も心配しているということらしいです。

首都のコペンハーゲンだけが裕福になって、そのほかの地域はゲソゲソになっていく・・・っていう話がよく出るらしいですよ。

東京一極集中と似てますよね。

 

あと、「自分たちの国で話し合われている未来の問題は?」というお題もありました。

今回のデンマーク語コースもインターナショナルで、いろんな国から生徒が来ています。

僕が把握している範囲ですが、

  • オーストラリア
  • カナダ
  • コスタリカ
  • リトアニア
  • ネパール
  • ベトナム
  • グリーンランド
  • カメルーン
  • 日本

の国から人が集まっています。

国際色豊か。

で、それぞれ自分の国で議論されていることを発表していきました。

一番印象に残っているのは、オーストラリアでは、教育やいろんな面でアメリカの影響を受けるんじゃないかって心配してる、っていうことでした。

他の国は「自然災害」とか「気候変動」がキーワードやったんですが、オーストラリアはアメリカの影響だそうです。

その生徒の視点かもしれませんが、そういう面も心配事として捉えられるんやなと、1人「ホホぅ〜」となっていました。

 

ディスカッションが終わったあとは、ムービー作成をしました。

ムービー作成の課題。与えられた時間はたったの1時間。ムービー作成の課題。与えられた時間はたったの1時間。

これから来るであろう未来の世界をテーマに、グループでムービーを作るというものでした。

僕のグループでは、すべてのことをスマホで操作して生活できる未来が来る、という内容で動画を撮影。

ベトナムから来ている女の子がグループにいたんですが、その子がものすごくアイデア豊富で、僕がトイレから帰ってきたらもう大体の流れが決まっていました。

そして、気づいたらアクターは僕だけということに決まってしまいました。

恥ずかしい。

でも、楽しく撮影でき、なんとか時間内に作成完了しました。

できあがった動画は、すいません、載せません。恥ずかしいので。

もし個別に連絡をもらったらお見せするかもしれません。

 

とまあ、こんな感じで、今日はいつもとは違ったスケジュールの中、時間を過ごしています。

18時からオーフスへ行かないといけないので、それまで少し仕事をしようと思います。

それではこの辺で。