カルーホイスコーレ生活3日目です。
こんにちは。
今日は、デンマーク語コースの初級クラスに参加させてもらいました。
今日の授業の内容は、Datid。
Datidは「過去形」っていう意味です。
日本語にも英語にもあるように、デンマーク語にも過去形があります。
ちなみに、ベトナム語にはないらしいです!
この学校にいるベトナム人の子が言ってました。
僕はてっきり、どこの言語にも必ず過去形や未来形を表す「時制」があると思ってました。
びっくり。
デンマーク語の過去形には、3つのタイプがあります。
タイプごとに動詞の変化の仕方が違うんですが、これがなかなか難しいんですよね。
「こういうパターンの動詞は、1のタイプになる!」みたいな規則がないんですよ。
デンマーク人の先生も、
って言ってました。
まだね、パターン1と2はいいんです。
パターン1は、語尾が「de」に変化するっていうタイプ。
例えば、英語のplayに当たる動詞が「spille」なんですが、過去形は、「spillede」になります。
パターン2は、語尾が「te」になります。
「食べる」はデンマーク語で「spise」って言うんですけど、過去形になると「spiste」と変化するんです。
これだけ見るとまだいけそうですけど、問題はタイプ3。
タイプ3は不規則変化するやつです。
例えば、「gå(歩く)」は過去形だと「gik」に。
「drikke(飲む)」は「drak」です。
こんな感じで、決まった規則がないんです。
英語でも「go」が「went」になったりするんで、同じっちゃ同じなんですけど、全くベースのないデンマーク語なんで、なかなか覚えられないですよね・・・。
僕はこの学校で初めて過去形を学んだとき、かなり心が折れました。
デンマーク語を話す上で過去形は避けて通れないんですけど、
「いや、もう無理!デンマーク語、無理っす!」
って一回ホンマに勉強を投げ出してしまった時期があったんですよ。
でも、なんだかんだ言いながらちょっとずつ勉強を続けていたら、今では過去形をふんわりと使えるようになって、デンマーク語で最低限の意思疎通ぐらいはできるようになってるんですよね。
んで、気づいたら今回もまたこうやってデンマークに戻って来れてる。
ホント、不思議です。
あのときの自分からは考えられへんな〜って、過去形の授業を受けながら考えてました。
今回のデンマーク語のように、ホソボソと何かを続けるっていうのは、アリなのかもしれません。
昔から、何かできないことがあると、
「自分には才能がない・・・」
と思っては、悲しい気持ちになって落ち込んでいた自分なんですが、
「好きなことやったら、肩肘張らずに(たまには張って)やり続けてみたら?」と、当時の僕に言ってあげたいものです。
「続けてたらデンマークの人たちと友達になれたで」って、言ってあげたいです。
そんなことを考えてた今日なのでした。