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日々の学校生活

ゴミ処理場「RENO DJURS」を見学させてもらいました

ゴミの山

カルーホイスコーレ生活5日目です。

 

こんにちは。

 

毎週金曜日は「環境」がテーマの授業があるみたいで、今日はその一環として朝からゴミ処理場の見学へ行ってきました。

 

場所はここ。

 

「RENO DJURS」という、この辺りの地域が運営しているゴミ処理会社の敷地です。

 

現地へは、学校からみんなでバスに乗って向かいました。

 

RENO DJURSに到着すると、職員さん2人がバスに乗ってきて、そこから見学ツアーがスタート。

ガイドしてくれたRENO DJURSの職員さんオレンジの服を来ているのがガイドしてくれたRENO DJURSの職員さん

 

敷地がめちゃめちゃ広いんで、中はバスで移動しました。

 

大事なポイントとなる場所に着いたらちょっと降りて見学して、またバスに乗って次のところへ行く、みたいなことを繰り返す感じでしたよ。

大事なところはバスから降りて敷地内を見学大事なところはバスから降りて見学

 

このゴミ処理場には、Djursland(ユトランド半島の東端の地域)のゴミの7%が集められてくるんだそう。

残りの93%は発電に使われたり燃やされたりしてるんですが、ここに集められるゴミは敷地内に埋められて処理されてるようです。

ゴミの山ゴミの山

 

中にはこんなゴミも。これが何かわかりますか?

デンマークらしい(?)ゴミデンマークらしい(?)ゴミ

 

これ、風力発電で使う風車の羽です。

古くなって処理されたのか、少し砕かれた状態で横たわっていました。

デンマークらしいゴミですね。

 

次の写真に写っているのは、ビルの廃材とかが分別されずにゴチャ混ぜにされた状態で運ばれてくる場所。

ビルの廃材とかが分別されずに運ばれてくる場所ビルの廃材とかが分別されずに運ばれてくる場所

一旦ここに持ってきたあと、頑張って分別するそうです。

作業がめちゃくちゃ大変そう・・・

 

下の画像のエリアは、最近作ったらしく、200年分のゴミを埋める面積があるんですって。200年って・・・。

新エリア。200年分のゴミを埋める・・・?新エリア。200年分のゴミを埋める・・・?

 

ひと通り見終わったあと、敷地の奥にある建物の中でちょっとした講義を受けました。

この建物がなかなかお洒落で、ゴミ処理場でも「やっぱりデンマークやな」と感じさせられました。

ゴミ処理場にもお洒落な建物がやっぱりあるデンマークゴミ処理場にもお洒落な建物がやっぱりあるデンマーク

 

建物の中で講義を受ける建物の中で講義を受ける

 

正直、講義の内容はちょっと難しくて、理解できないところが多かったけど、敷地を見るだけで、ゴミの量が異常なぐらい多いことがわかりました。

これ、もちろんデンマークに限った話じゃなくて、世界中どこでもめちゃくちゃな量のゴミが出ているんだと思います。

実際に目で見ると、やっぱりインパクトがある・・・。

普段、何気なく使って捨てているものが積み重なってこの敷地を埋め尽くしてるんやと思うと、自分の行動を見直さないといけないと、改めて思います。

大きなことはできなくても、例えばペットボトルを買うのはやめて、水筒で生活にするようにするとか、そんなところから始めてもいい。

とにかく、まずは行動を起こすことが重要ですよね。

環境問題は、デンマークに来る前は正直そこまで意識してなかったけど、デンマーク人はすごく敏感で、学校でもよく話題に上がっていました。

そんな環境にいたからか、以前よりは確実に意識するようになっています。

もう一回、「できることなんかないかな?」って考えて、行動しようと思った見学になりました。

 

カルーでは、こういう校外授業も頻繁に取り入れてくれます。

教室で受ける授業も大事やけど、こうやって自分たちの目で見て体験する経験を与えてくれるのは、ホントにありがたいなって改めてカルーに感謝した1日でした。

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