みなさんはデンマークの気候をご存知ですか?
というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、それ、正解です。
でも、冬以外のシーズンのことや、どれくらい寒いの?ということはあんまり知られていません。
そこで今回はデンマークの気候について書いていきます。
旅行でデンマークに来るときの参考にしていただけると嬉しいです。
デンマークの気温
デンマークの1年を通しての平均気温を見てみましょう。冬はかなり寒いデンマークですが、他の季節はどうなんでしょうか。
コペンハーゲンの気温
下の表が、各月の最低気温と最高気温の平均値を表したものです。
デンマークも日本と同じで、場所によって気候が違います。今回は、多くの人が訪れる首都コペンハーゲンのデータを使っています。
比較対象として、東京の2017年の気温も載せています。
こう見ると全然ちがいますね。デンマーク、やっぱり寒いです。
最高気温は、毎月ほぼ10℃近くの差がありますね。
冬の最低気温は日本と近しいものがありますが、デンマークは最高気温も低いので、安定して寒いって感じです・・・。
注目して欲しいのは夏。
デンマークの6〜8月の平均最高気温は21℃。そう、めちゃくちゃ涼しいんです。
でも、僕がいた2018年の夏は異例の暑さやって、30℃越えの日が何日もありました。
僕は2018年が初めての「デンマーク夏体験」だったので、
となりました。
でも、どのデンマーク人に聞いても、「今年はやっぱり特別暑い」って言ってましたので、ちょっと異常やったみたい。
太陽の光が大好きなデンマーク人からしたらかなり嬉しかったようですが。
デンマークの雨の量
僕はデンマークに来る前、「デンマークは3日に1日は雨」って聞いていました。実際のところどうなのか確認してみましょう。
下のサイトで、デンマークと日本の両方の年間降水日数が載っていましたので、今回はここのデータで比較しようと思います。
参考にしたサイト:Weather and Climate information for every country around the world
このサイトのデータで「平均年間降水日数」を見ると、
コペンハーゲンは171日、東京は113日でした。
171日って、年の半分ぐらい雨・・・!
この2つの数字を単純に見比べると、60日近くも、東京よりコペンハーゲンの方が雨の日が多いです。
2018年はそこまで雨が多いとは思わなかったんですが、知り合いに聞いたところ、去年は確かに雨ばっかりだったって言ってましたね。
旅行するならベストシーズンはいつ?
もし旅行でデンマークに来るなら、夏がオススメです。
なんせ、涼しいんです。
上にも書いたとおり、デンマークの夏の最高気温は21℃が平均です。
日本の4〜5月ぐらいの感じですね。
そう思うと過ごしやすそうじゃないですか?
今年も暑かったとはいえ、もちろん日本ほどではないです。
なので、涼しい夏がオススメですね。
でも、冬のデンマークを味わうのもいいですね。
特にクリスマス前の時期は、クリスマスマーケットが開かれていたり、おとぎの国のデンマークらしい雰囲気を味わえますよ。
本当に寒いですけどね、冬。でも、北海道の方が寒いみたいなんで、北部出身の方なら普通なのかも。
雨の多いデンマークで生まれたブランド「RAINS」
先ほどデンマークは年の半分ぐらいが雨だというお話をしました。
そんな雨降りまくりの国だからこそ生まれたブランドがあります。
それが、「RAINS」です。
雨の日でもお洒落を楽しめるように!
と、あまりカッコよくないレインウェアのイメージを、デンマークらしくデザインで変えてしまいました。
RAINSの製品は、デンマークっぽさが垣間見えるシンプルでミニマルなデザイン。
若い人に人気で、雨の日に街へ出ると必ず数人はRAINSの物を着ている人に出会います。
実は僕もカバンを購入して愛用しています。
防水のカバンなんで、雨の多いデンマークでも心配ナッシング。
お洒落ですし、雨じゃない日でも頻繁に使ってます。
日本でも販売されているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回はデンマークの気候について簡単に書いてみました。
僕のオススメは夏ですが、もしそれ以外のシーズンに来られるときも、今回の話を少し参考にしてもらえると、めちゃくちゃ嬉しいです。
<参考>
- Denmark climate: average weather, temperature, precipitation, best time
- 気象庁|過去の気象データ検索(東京都の日最高気温)
- 気象庁|過去の気象データ検索(東京都の日最低気温)
- Weather and Climate information for every country around the world