デンマークの「穴場」、エーベルトフト。
そこにあるガラス美術館へ行ってきました。
前から気になっていたこの美術館が、予想以上に良かったので、どんなところだったかレポートします。
エーベルトフトのガラス美術館「Glasmuseet Ebeltoft」
エーベルトフトにあるガラス美術館「Glasmuseet Ebeltoft」は、1986年に建てられました。
僕の一つ歳上です。
コンテンポラリー、そして世界中のガラスアートを集めるために、デンマーク出身のガラスアーティストと公認会計士の手によって設立されました。
ガラスアートの収集と共に、ガラスアートへの関心や理解の向上が目的だそうです。
美術館の中の様子
この美術館には、下のものがありました。
- 美術館のメインの建物(3フロア)
- ガラスアート作りを見学・体験できる工房
- ガラスアートが置いてある中庭
- カフェ
順番にご紹介します。
美術館のメインの建物
美術館本体の建物は、3フロアに分かれています。
1階
1階はエキシビションエリアということで、期間限定の展示や新しいアートが紹介されています。
僕が行ったときは、「BLUE」というテーマのエキシビションをやっていて、青を使ったガラスアートが展示されていました。
![1階のエキシビション「BLUE」](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6882-e1539615277714-1280x720.jpg)
![個人的に好きやった作品](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6825-1280x720.jpg)
さらに、「縛り(しばり)」をテーマにした展示が。
ロシア出身のアーティストの作品なんですが、この「綱引きしてたら、力入れ過ぎて切れちゃった綱」みたいなやつも、ガラスなんです。
![切れちゃった綱引きの綱みたいなやつ](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6848-e1539615376663-1280x720.jpg)
こんな物までガラスで作れるとは・・・。
また、奥にショップもあります。
もちろん、コップや食器などのガラス製品を買うことができます。
![1F奥にあるショップ](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6881-e1539615443588-1280x720.jpg)
2階
2階には、1階から続くエキシビションのエリア、図書コーナー、そして、様々なテーマで作られたプロダクトの展示がされています。
僕が行ったときは、ガラスと木を組み合わせて作られた船の作品があったんですが、これがめちゃくちゃかっこ良かった・・・!
![ガラスと木のコラボレーション](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6850-1280x720.jpg)
1個欲しいけど、死ぬほど高いんでしょうね、きっと。
もう一つ感動した作品がこちらの花のやつ。
![美しい花のガラスアート](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6859-1280x720.jpg)
「なんか日本っぽさがあるな〜」って思ってたら、これ、日本人の作品でした。
薄いガラスの板に、花びらが入っていて、それを縦に何枚も重ねた作品。
いやー、これも1個欲しい。
素晴らしい。
YAUNRORI MOCHIZUKIさんという方が作った物だそうです。
ファーストネーム、なんて読むんやろ・・・。
あ、そうそう。
このフロアにはもう一つ目玉が。
それがこれ。
![エーベルトフトのガラス美術館「GlasmuseetEbeltoft」はこんなところ。](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6870-e1539618012162-700x933.jpg)
「あれ、これどっかで見たことあるような・・・」
と思った方は、もうかなりのELUTAS通です。
(ELUTASはこのサイトの名前です。)
実はこの美しいアート、下の記事でご紹介した、あの「ええ感じの街ラナース」にもあるんです。
![デンマークで穴場?のラナース](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/04/thumb_IMG_5547_1024-320x180.jpg)
色はちょっと違うんですが、同じアーティストが作った作品だそうですよ。
天井と床が鏡になっていて、自分がいっぱい見える不思議な空間です・・・!
3階
3階は、ガラスアートの歴史を学べるスペースになってます。
映像での説明や、触って学べる体験型の展示なんかがありました。
![映像で学ぶガラスアート。スツール可愛い。](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6872-e1539615925747-1280x720.jpg)
見学・体験できるガラス工房
美術館本体とは別に、ガラスアート作りを見学・体験できる工房が併設されていました。
こんな感じで、作ってるところを見れます。
![ガラス工房で作ってるところを見れる](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6833-e1539616098610-1280x720.jpg)
実際に作られる工程を見えるのは、やっぱり楽しいです。
「へー!」
とか
「ほー!」
とか言いながら見てました。
![この膨らみを見て「ほー!」って言ってました](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6838-1280x720.jpg)
見学はいつでもできるんですが、体験は予約が必要やし、そもそも体験できる日が決まっているようです。
中庭
この美術館には中庭があって、そこにもガラスアートが置いてありました。
こんな感じ。
![中庭のガラスアート](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6843-e1539616430397-1280x720.jpg)
こんなセクシーなやつもありましたよ。
![セクシーなやつ](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6828-e1539616494854-1280x720.jpg)
このセクシーなやつは、この日ガイドしてくれた「爽やかイケメン」のお兄さんが作った作品だったことが、あとで判明。
爽やかだと思っていたお兄さんを見る目が少し変わりました。
カフェ
美術館にカフェがあります。
今回は入らなかったですが、テラス席もあり、開放的で良さげでしたよ。
![カフェのテラス席が気持ち良さそうだった](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_6883-e1539616788613-1280x720.jpg)
ショップ
「美術館のメインの建物(3フロア)」のところでご紹介しましたが、ガラス製品が買えるショップがあります。
もちろん高価な物もありましたが、手頃な商品も置いてあったので、お土産の調達ができると思います。
場所
さて、このガラス美術館「Glasmuseet Ebeltoft」の場所ですが、ここです。
住所:Strandvejen 8, 8400 Ebeltoft
海のそばにあって、美術館を出たあとに周りを散歩すると気持ち良いです。
料金、開館日時など
料金、開館日時、公式ホームページはこちら!(2018年10月現在)
名称 | Glasmuseet Ebeltoft |
---|---|
場所 | Strandvejen 8, 8400 Ebeltoft |
料金 | [大人]
4〜10月:100DKK 11〜3月:85DKK [子供(6〜17歳)] 30DKK [グループ(最小20人)] 20%オフ [障害者のための介護者] 無料 |
開館時間 | 4〜10月:毎日10am – 5pm
7〜8月:毎日10am – 6pm 11〜3月:[水〜日]10am-4pm |
ホームページ | http://glasmuseet.dk/?lang=en |
まとめ
今回は、エーベルトフトにあるガラス美術館「Glasmuseet Ebeltoft」についてまとめました。
個人的には、入る前の期待を大きく上回り、楽しく過ごせました。
もし興味があれば、行ってみて下さいね。
エーベルトフトは街自体が可愛くて、デンマーク風に言うと「ヒュッゲ」なので、街歩きにおすすめです。
下の記事にどんな街かを少し書いているので、よかったら一緒に読んでみてくださいね。
![デンマークにあるエーベルトフトという街](https://elutas.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_5719-320x180.jpg)