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日々の学校生活

走る授業が終わりました

走る授業が終わりました
走る授業が終わりましたPhoto by Zac Ong on Unsplash

 

「走る授業」が、今日で最後でした。

 

 

「走る授業」は、木曜日の午後の選択科目で、ぼくが選んだ授業です。

 

 

ちなみに、デンマーク語で「走る」は「løbe」。

 

 

ちなんでみましたが、このあと特に「løbe」については触れません。

 

 

気を取り直しまして、

 

 

この午後の選択科目は、だいたい1ヶ月ごとに選びなおすことができます。

 

 

選べる授業は毎月変わります。

 

 

新しい授業が追加されたり、みんなが好きな授業は次の月も残してくれて、また選択できたりします。

 

 

今日は3月15日なので、ちょっと月の真ん中で中途半端ですが、今月の選択科目は今日で終わり。

 

 

また来週から違う授業を選べます。

 

 

この走る授業、なぜか毎回ぼく以外の生徒が来てくれません・・・。

 

 

先生とマンツーマンで走る、極寒のデンマークの午後。

 

 

内容は、部活動を思い出させてくれるような、インターバル走や長距離ラン。

 

 

なっかなかハードです。寒いし。

 

 

耳が取れそうなぐらい、寒いです。

 

 

でも、先生がデンマーク人の女性で、めっちゃ可愛いんです

 

 

なので、めっちゃしんどいけど、実は内心ウキウキしていたことは、誰にも言わないでください。

 

 

そうは言っても、やっぱり毎週のように生徒ひとりは寂しいもんです。

 

 

最初はいたんです、他の生徒も。

 

 

ただ、基本的に、本当に走るだけの授業なので、

 

 

飽きた生徒は勝手に他の授業に移ったり、そもそもサボったりしちゃってます。

 

 

そうそう、この授業だけじゃなく、他のクラスでも、みんな本当に自由です。

 

 

先生が喋ってるのに、急に立ち上がって教室を歩き出す生徒。

 

 

スマホで動画を流し出す生徒。

 

 

授業中にフルーツを食べ出す生徒。(しかも、めっちゃ美味しそうに食べる)

 

 

なかなか日本では考えにくいことのオンパレードです。

 

 

最初は戸惑っていたのですが、最近はそんな姿を見て「自由でいいな」なんて思ってきました。

 

 

先生からしたら、逆に日本人は「良い子すぎる」ようで、「もっと楽にしていいんだよ!」と思うところもあるそう。

 

 

そんな自由奔放(じゆうほんぽう)な他の国の生徒たちを見ていると、

 

 

みんな「自分が好き!」というのが伝わってきます。

 

 

これ、日本人は苦手なんじゃないかな?

 

 

ぼくはなかなか自分のことが好きになれないタイプだったんですが、

 

 

好きになりたいなーという気持ちになってきています。

 

 

なぜなら、「自分のことが好き!」の彼らは、周りから見ていて、すごく魅力的なんです。

 

 

なんやろ・・・、エネルギーが満ち満ちている感じかな?

 

 

毎日、特別なことが別になくたって、すごく幸せそうで、満足していて。

 

 

焦っていなくて、余裕があって、今を楽しんでいる。

 

 

楽しんでいるから、明るいし気分が良いだろうから、見ていて嫌な気もしない。

 

 

むしろ見ている側も、ちょっと気分が良くなる。

 

 

これは・・・素敵だ。

 

 

ぼくも、まずは「自分のことを好きになる」ことから始めて、

 

 

そこから「他の人を幸せにできるように」なれたらいいな、

 

 

なんて思いながら、

 

 

そして「やっぱり先生可愛いな」とも思いながら

 

 

フルパワーで走った最後のランニング授業でした。

 

 

ちなみに、この走る授業は、人気がなさすぎて、もうなくなるそうです。(泣)