アイスランドのペルトランを知っていますか?
ペルトラン(Perlan)を日本語に直すと「真珠」という意味になるのですが、僕が言っているペルトランはあの綺麗な真珠のことではなく、アイスランドで人気の観光スポットの名前です。
実際に行って来たので、今回はペルトランがどんなところなのかまとめます。
目次
レイキャビクの複合施設「ペルトラン」とは?
ペルトランは、アイスランドの首都レイキャビクにある複合施設。
レイキャビクで人気の観光スポットのひとつです。
この複合施設には何があるのか、順番にご紹介していきますね。
レイキャビクを支える温水タンク
ペルトランには6つの大きなタンクがあります。
何のためのタンクかと言うと、温水を貯めるものなんです。
地熱発電所で作られたお湯がここに集められて、ペルトランからレイキャビク市内全域に送られてるんだとか。
ちなみに、現在は6つ全部使われているわけではなく、いくつかは下で説明するミュージアムなどになっています。
ミュージアム
昔は温水を貯めるための場所だったペルトランですが、その後、ミュージアムが作られました。
内容は、アイスランドの火山、地震、プレートなどについて。
火山や地震については日本と似ている部分もあって、親近感がわきました。
説明はアイスランド語だけでなく、英語もあるので安心してください。
人工で作られた氷の洞窟
ペルトランの目玉のひとつが、人工で作られた氷の洞窟です。
全長100mあります。
アイスランドでは、自然にできた氷の洞窟が観光客に大人気。
もし可能なら行きたいところですが、その氷の洞窟があるヴァトナヨークトル氷河は、レイキャビクから車で6時間ぐらいかかるため、レイキャビクを中心に旅行しようと思っている方には日程的に難しい場合があります。
そんな人のために、このペルトランの氷の洞窟はきっと作られたんだと思います。
実際に入ってみた感想ですが、ちょっとやっぱり人工感がありました。
自然の洞窟に想いを馳せていたので、そこまでの感動はなかったというのが正直なところです。
でも、ガイドさん付きで、アイスランドの氷河について話を聞くことができました。
ちなみに、洞窟内はマイナス10℃。
入るときはこんなポンチョを無料で貸してもらえます。
でも、正直これを羽織ったぐらいじゃ寒さに耐えることはできません。
マイナス10℃、恐るべし。
街を一望できる展望デッキ
ペルトランは丘の上の高い場所に建っています。
その立地を活かして、レイキャビクを見渡せる展望デッキが作られているんです。
レイキャビクにはハットルグリムス教会というアイスランドで一番高い建物があって、そこにも展望台があるんですが、
丘の上にあるペルトランの方が高い位置にあり、より広く街を見下ろすことができます。
景色を見るなら、ハットルグリムス教会よりもこのペルトランの方が良いという人もいて、とても人気です。
ちなみに、ハットルグリムス教会については下の記事にまとめているので、ご興味があれば合わせてご覧ください。
レストラン、カフェ
最上階にレストランとカフェがあります。
僕は今回利用しませんでしたが、ガラス張りになっていて、レイキャビクの景色を見ながら寛げるようになっていました。
お土産が買えるショップ
展望デッキと同じ階に、お土産が買えるショップがありました。
360度グルッと全てお店になっていて、かなり広いです。
アイスランドデザインの雑貨や服など、品揃えは豊富でした。
物価の高いアイスランドなので、少しお値段は高いですが・・・。
場所
ペルトランは、レイキャビクの街の中心から歩いて15分ほどの場所にあります。
上で少し触れた通り、丘の上に建ってます。
料金
展望デッキ
展望デッキのお値段は下の通りです。
- 16歳以上:490 ISK
- 0〜15歳:無料
Wonder of Iceland
Wonder of Icelandというのは、ミュージアム+氷の洞窟のことです。
料金はこちら。
- 16歳以上:2,900 ISK
- 6〜15歳:1,450 ISK
- 0〜5歳:無料
- ファミリーチケット:5,800 ISK
ファミリーチケットは、大人2人と子供2人(6〜15歳)までが対象だそうです。
営業時間
営業時間は、毎日9〜19時です。
僕は日曜日の午前中に行きましたが、人は多くなく快適に過ごすことができました。
11月だったからかもしれませんが。
まとめ
アイスランドの観光スポット「ペルトラン」についてまとめました。
いかがでしたでしょうか?
レイキャビクを観光する際は、観光場所の候補に加えてみてください。
また、年越しはレイキャビクにたくさんの花火が上がるのですが、それをこのペルトランから見ることができます。
とても綺麗そうなので、もし年末に行かれるなら、ペルトランで新年を迎えるのも良いかもしれませんね。