ハンガリーの首都、ブダペスト。
観光客に人気のその都市に、ミイラを展示している教会がありました。
その教会の名は、聖イシュトヴァーン大聖堂。
ハンガリーにとって、一番重要と言っても過言ではない教会です。
今回は、聖イシュトヴァーン大聖堂のポイントやミイラの正体、営業時間や料金などについてまとめたいと思います。
聖イシュトヴァーン大聖堂とは?
ブダペスト最大の教会
聖イシュトヴァーン大聖堂は、1905年に完成したブダペスト最大の教会。
横幅55m、奥行87m、高さは96mあります。
遠くから見ても目立ちまくりですし、目の前に立つとその迫力に圧倒されました。
教会の目の前はだだっ広い広場になっていて、その外観をゆったりと眺めることができます。
とにかくデカいです。
ブダペストで一番高い建物
聖イシュトヴァーン大聖堂は高さが96mあるんですが、これはブダペストにある建物の中で一番です。
実は、すぐ近くにある国会議事堂(世界遺産)も、聖イシュトヴァーン大聖堂と同じで96mの高さがあります。
新しく建物を作るときは、この2つの高さを超えてはいけないという規制があるそうですよ。
初代国王の右手のミイラ
最初に書きましたよね。
この教会にはミイラが展示されているって。
それが上の写真のやつです。
これ、ハンガリーの初代国王であるイシュトヴァーンさんの右手なんです。
「聖なる右手」なんて言われてます。
イシュトヴァーンさんは1038年に亡くなって埋葬されたんですが、そのときに、
「こ、この右手はすごい力を秘めてるんや・・・!」
ってことで、右手だけ切り離されて大事に保管されることになったんだそうです。
1038年ってことは、1000年近く前ですからね・・・
1000年前の手が今も大事に残されてるって、信じがたいですよね・・・。
たぶん、イシュトヴァーンさん本人も、
って思っていることでしょう。
上の写真のような感じで厳重に保管されてるんですが、正直中身はよく見えませんでした。
照明の加減で見えにくかったのか、そもそも見えないようになっているのか、僕のお目目が悪いのか。
そのあたりは定かではありません。
もし、はっきり中が見えたという方がいたら、僕にテレパシーを送ってくださいね。
テレパシーだけで結構です。
ちなみに、「聖イシュトヴァーン大聖堂」という名前は、この右手のミイラを持ち主?である、初代国王の名前から付けられたそうです。
展望台からブダペストを一望
聖イシュトバーン大聖堂は、ブダペストで一番高い建物って言いましたよね?
「一番高い建物」ですから、やっぱり作っちゃってました、展望台。
そして、やっぱり登っちゃいました、その展望台に。
エレベーターを乗り継いで、ようやくたどり着いた展望台から見えた景色がこちら。
絶の景。
雪の積もり具体もいい感じです。
この展望台、360度歩けるようになっているんで、ブダペストの街をぐるっと一周見渡せますよ。
営業時間
聖イシュトバーン大聖堂の営業時間は下のとおりです。
▼大聖堂
[月〜金] 9-17時
[土] 9-13時
[日] 13-17時
▼展望台
[10/1〜6/30] 10-16時30半
[7/1〜9/30] 10-18時半
入場料
入場料はこちら。
▼大聖堂
無料
※200HUF(約75円)の寄付金を払うのが望ましいです
▼展望台
[大人] 600HUF(約230円)
[学生] 400HUF(約150円)
[15人以上のグループ] 1人300HUF(約110円)
[7歳以下] 無料
なお、展望台のチケットは、大聖堂の入り口にある、下の画像の売店のようなところで買えます。
行き方
聖イシュトバーン大聖堂は、ペスト側にあります。
地下鉄の「Bajcsy-Zsilinszky út」(M1)が最寄り駅で、そこから歩いて5分ほどの場所です。
聖イシュトバーン教会は大きいんで、すぐわかると思います。
まとめ
今回は、ブダペストの聖イシュトバーン大聖堂についてまとめました。
ブダペストで一番でっかい教会やし、初代の王様の右手が飾られてるし、ブダペストを一望できる展望台があるし。
ブダペストに行ったらここを無視することはできません。
ぜひ行ってみてくださいね。
次の記事 >> 世界遺産のセーチェーニ鎖橋でブダとペストを行ったり来たり。
参考:Szent István Bazilika – Budapest