今日は森の中でメディテーションをしました。
こんにちは。
金曜日は「Naturdansk」という授業が1時間目にあります。
Naturっていうのは、デンマーク語で「自然」。
毎回「自然」と絡めた授業内容になっています。
例えば、下の記事で書いた、自然の物を使ってアートを作るだとか、
フルーツや天然オイルでボディスクラブを作るだとか。
そんなことをやっている授業なんです。
で、今日したのは、メディテーション(瞑想)。
場所は、森。
僕のフォルケホイスコーレの横は国立公園なんですが、そこにはめちゃくちゃ高い木がいっぱい生えていて、かなりの森なんです。
あ、ちなみに僕の通っている「カルー・ホイスコーレ」については下に載せている記事に詳しく書いてますので、気になる方は是非。
その森の中に、ヨガで使うようなマットを持ちながら、みんなで入って行きました。
歩いて目的地に向かう道中もメディテーションの一部だということで、先生から会話禁止という指示が。
みんなで黙ってズラズラ歩いて行ったんですが、落ち葉を踏む僕たちの足音や鳥の声を聞きながらゆっくり進む散歩は、それだけでかなり気持ちよかったです。
歩くこと約15分。
ちょっとひらけた場所に到着しました。
そこで、各々持ってきたマットを敷き、姿勢を正して座ります。
座ったあと、先生から
「空を見て〜」
「目を閉じて〜」
「息を吸って〜」
というようなことをいくつか言われ、みんなそれに従って心を落ち着かせました。
そんな感じで、5分ほどみんなで一緒にメディテーション。
そのあと、4人1組ぐらいのグループを作り、グループごとにメディテーションしました。
1人が指示役になり、
「空を見て〜」
「目を閉じて〜」
「息を吸って〜」
とかを優しい声でささやき、他の人がそれに従うというような感じで進めていくことに。
僕の学校は原則デンマーク語なので、指示を出す人はさっきのような言葉をデンマーク語で優しく言わないといけません。
でも、全部の言葉を覚えているわけもなく、指示を出すときに使いそうな単語をデンマーク語と英語で書いている紙を先生が用意してくれていました。
各グループで10分ぐらいメディテーションをしたところで、この授業は終了。
またみんなで森を抜け、学校へと帰りました。
森の中でメディテーションなんて、人生で初めてだったんですが、これ、めちゃくちゃ気持ち良いです。
ゆっくり呼吸し、葉と葉が風で擦れる音を聴き、この季節特有の緑と黄色の混ざった木々を見る。
最高でした。
少し寒くてツンとした空気でしたが、それが逆に気持ち良さを倍増させていたように思います。
「毎朝したいな」と思いつつ、「たぶんやらへんねやろな」と思い直しました。
今日そんな、心をゆっくり落ち着かせた金曜日になったのでした。