こんばんは。
今日もカルーホイスコーレ生活についてご報告しますね。
昨日は日帰りツアーに行ってきましたが、今日は通常どおりの授業内容でした。
午前中はデンマーク語の授業が2コマ。
1コマ目の授業では、今日の新聞(もちろんデンマーク語)の中から、自分の好きな記事を選んで、その内容を他の生徒に説明するということをしました。
まず、読むのに時間がかかる。
新聞なんで、普段使わないような単語がいっぱい出てくるし、読解にひと苦労です。
僕はSASのストライキの話をピックアップしました。
先週の金曜日から、デンマークの航空会社SASのパイロット約1400人が、賃上げを求めてストライキ。
何万人もの乗客に影響が出ているようです。
実際に僕の知り合いもこのストライキに巻き込まれ、違う航空会社を使って日本を帰ったんだとか・・・。
その記事をなんとか解読し、まずはグループの中で説明。
ポイントだけ掻い摘んで、一応みんなに理解してもらえました。
前回のセメスターから4ヶ月空いて今回またデンマークにやって来たんですが、思っていたほど自分のデンマーク語はひどくなってなくてちょっとびっくり。
日本ではもちろん、学校を出たあとヨーロッパを旅していたときも、デンマーク語は全然使う機会がなかったんで、正直来た時は心配してたんですよね。
でも、いざ来てみると、もちろん成長はしていないし最初は簡単な単語も忘れてましたが、ちょっとずつ戻ってきました。
やっぱり1年間がっつりこの学校で過ごした時間は大きかったのかもしれませんね。
2コマ目の授業は、宗教をテーマにしたものでした。
今日はイスラム教について。
昨日の記事で書いた通り、デンマークはハーラル1世の影響でキリスト教の国になり、今もそうなんですが、ここ最近イスラム教へ改宗している人が増えているそうです。
ただ、その数については、メディアが実際のイスラム教徒の数よりも多く見積もって報道しているらしく、それはなぜか?というような話題に。
理由は正直はっきりわかりませんが、イスラム教徒は単純に服装などで目立つため実際よりも多く感じられているだとか、イスラム教の信仰を危険視する人たちが、数の多さを強調して警鐘を鳴らしている、などなどが考えられるのかなと思います。
午後からは選択授業で、今日は「Nordisk mad」というクラスを選びました。
「Nordisk mad」は日本語に直すと、北欧の食です。
ひたすら北欧の食べ物を作るという、めちゃ楽しい授業なんですよ。
今日はKnækbrødとHindbærsnitterの2つをみんなで作りました。
こねて〜
伸ばして〜
切って〜
焼いて〜
Knækbrødは完成です。
ヒマワリの種とかぼちゃの種が入った素朴な味のお菓子なんですが、なんかクセになる美味しさで、ポリポリ食べ続けてました。
このクラスは結構人数が多くてみんなで作業分担したんで、全部の工程を自分でやったわけではないんですが、お菓子作りって楽しいですね。
生チョコ作りから考える「人生とワーホリ」で書いたとおり、デンマークに来るまではお菓子作りなんてしたことなかったんですよね。
でも、ここでは自分の時間もたくさん取れるし、ちょっとやりたいと思ったら、何でもできる環境が整っています。
お菓子作りもそうですけど、やってみたら楽しいって気づくことがいっぱいあるってことがここに来てわかりました。
今までの自分が嘘みたいに、どんどん興味のあるものが出てきて、デンマークに来てホントに良かったなと思っている今日この頃です。
さて、明日は最後の授業。
楽しかった日々も、もう終わりを迎えようとしていますが、最後まで全力で楽しもうと思います。
それではまた明日。