SUP(Stand Up Paddle)ってご存知ですか?
サーフィンの板みたいなやつの上に立って、カヤックで使うようなパドルを漕いで前に進んでいくウォータースポーツです。
これです。
今日は人生で初めて、このSUPに挑戦しました。
今回はデンマーク語コース+アウトドアコース
僕は今、去年1年間通っていたカルーホイスコーレに一時的に戻ってきています。
去年はデンマーク語のコースにいたんですが、今回はアウトドアコースにも参加させてもらえることに。
毎日代わりばんこに、デンマーク語コースとアウトドアコースを行き来させてもらえるという、超ありがたい状況を作っていただいてます。
初日の今日は、アウトドアコースにJoin。
その授業の中でSUPを体験させてもらったのでした。
SUP、むずい。
いや〜、ちょっと舐めてました、SUP。
むずい。
最初はね、順調やったんです。
というかね、順調やと思っていたんです。
スイスイ前に進むから、
と、ニマニマしていました。
でもそれは、ただただ風のおかげだということが判明したのです。
最初、向こう岸の方まで進んでみようってことで、みんなで同じ方向に向かって漕ぎ始めたんですよね。
その方向っていうのが、ええ感じの風が吹いてる方向やったんです。
って思いながら、板の上に立っていたんですよ。
ところがどっこい。
元いた場所へ戻ろうってなって、反対方向に進もうとすると、まぁ〜進まない。
びっくりするぐらい進まない。
なんなら後退してる。
めちゃくちゃ風が強くて、ホント、前に進める気が全くしないんですよ。
思わず天を仰ぎたくなるほどの嫌気に襲われた僕は、実際に天を仰いでいましたよ。
そんな僕の様子を遠くの方から見ていたのでしょう。
天を仰ぎ切ったぐらいのタイミングで、先生が僕の近くまで来てくれました。
そして、海の上でのマンツーマン授業が始まりました。
しかしそこで、きっと先生にとって予想外の事態が。
この生徒の飲み込みが悪い。
教えど教えど、全然上達しない。
そしてついに、見るに耐えなくなった先生は、
という英断を下しました。
その素晴らしい判断にしたがって、僕は歩いて元の場所へ戻ったのでした。
才能よりも好きか嫌いか
というわけで、今日はSUPに初めて挑戦し、そして、
と思った1日だったのでした。
でもね、才能がなくたっていいんです。
楽しかったですから。
そして、SUPは前からやってみたいと思っていたんで、それができたということに喜びを感じましたから。
ちょっとやってみたいと思ってたことにチャレンジできたこと、それが大切なんだと思います。
やってみないと、わからないですからね。
まずはやってみること。
そして、才能があるかないかではなく、自分が好きかどうか、ということを知ること。
それが、自分の人生を形作っていく方法なんじゃないかな。
板の上から豪快に海へ落ちながら、そんなことを考えていたのでした。