コペンハーゲンから西の方に向かって電車で30分ほど揺られると、ロスキレという街に到着します。
ロスキレは、世界遺産のロスキレ大聖堂がある街として有名です。
ロスキレ大聖堂については下の記事で詳しくまとめていますので、もしよかったら読んでみてください。
そのすぐ近くに、ヴァイキング船博物館という施設があるんです。
前から気にはなっていたものの、入ったことがなかったんですが、先日、ついに突入してきました。
というわけで今回は、ロスキレにあるヴァイキング船博物館の内容や行き方、料金についてまとめていきます。
【この記事の内容】
・ヴァイキング船博物館の内容
・料金
・行き方
・営業時間
ヴァイキング船博物館ってどんなところ?
ヴァイキング船をテーマにした複合施設
ヴァイキング船博物館はヴァイキング船をテーマにした複合施設です。「ヴァイキング船博物館」っていうぐらいなんで、行く前は博物館が1つあるだけだと思ってたんですが、海のそばにある広い敷地にいくつも建物が並んでいました。
- ヴァイキング船ホール
- 再現されたヴァイキング船が並ぶ港
- ボート修理などの手仕事が見れるボートヤード
- カフェ
- レストラン
ヴァイキング=海賊ですね。デンマークはその昔、海賊が大暴れしていた国として有名です。その中でもロスキレは海賊の街として知られています。
目玉は5つのヴァイキング船
メインはヴァイキング船ホールです。
ここには1962年にロスキレの海で見つかった本物のヴァイキング船が5つ展示されています。
海賊なんて遠い昔の話ですし、漫画「ワンピース」の影響で空想の世界のような感じもしますが、こうやって間近で本物の海賊船を見ると、「ホンマにおったんや・・・」というドキドキに襲われました。
と思いきや、この5隻の船は、敵の攻撃からロスキレの街を守るために作られたものだそうです。海賊船のイメージは「自ら仕掛けていって敵に襲いかかる」というものだったんですが、この船たちはそんな用途ではなかったのかもしれません。
各ヴァイキング船の特徴や当時の様子についてパネルで説明されてます。英語でも表記されてるので、デンマーク語が読めなくても大丈夫です。
奥に進むと、当時の船の上を再現した空間がありました。船の上に乗ることができるんですが、周りには海の映像が流れていて、なんだか航海している気分に。
他にも、当時の道具が展示されているエリアや、ショートシネマもありました。
ヴァイキング船ホールを出ると、ボートがたくさん並んだ港があります。
この船たちは、ヴァイキング時代のツールを使って、当時の船を同じ大きさで再現したものだそうです。それぞれどんな船なのか説明されているので、「フムフム」って言いながら見学できます。
入場料
ヴァイキング船博物館の料金は下のとおりです。
時期によって値段が異なります。
【1/1-2/8、2/25-4/12、4/23-4/30、10/12-12/30】
大人:110DKK
学生:90DKK
子供(0-17歳):無料
【2/9-2/24、4/13-4/22、5/1-10/20】
大人:150DKK
学生:110DKK
子供(0-17歳):無料
ちなみに、ヴァイキング船博物館ではコペンハーゲンカードが使えます。コペンハーゲンカードを使えば、入場料は無料です。
コペンハーゲンカードの詳細は下の記事に書いているので、合わせてご覧くださいね。
営業時間
営業時間はこんな感じです。
【5/1-10/20】
毎日10〜17時
【10/21-12/30】
毎日10〜16時
【休館日】
1/1-4/30、12/24、12/25、12/31
基本的に毎日開いていますが、冬の期間(1〜4月)は閉まってるようなのでご注意ください。
行き方
ヴァイキング船博物館は、ロスキレという街にあります。ロスキレは、コペンハーゲンから電車で約30分ほどの場所です。
ロスキレ駅から北に20分ほど歩いた場所にあります。
ロスキレ大聖堂から歩いて10分ほどなので、合わせて観光すると効率いいです。
まとめ
今回は、ロスキレにあるヴァイキング船博物館についてお届けしました。
- 本物の海賊船が見れる
- 1〜4月は閉まっているため注意
- コペンハーゲンカードを使えば入場料は無料
ロスキレはコペンハーゲンから近いので、日帰りでも行けますよ。
お時間があれば、ぜひ行ってみてくださいね。
◇参考文献
・Vikingeskibe og maritime håndværk: Vikingeskibsmuseet i Roskilde
・Vikings and World Heritage | VisitRoskilde