こんばんは。
今日は金曜日。
僕は毎週金曜日、英語の授業に参加させてもらってます。
今日の授業のテーマは、「What’s your greatest fear ?」。
「あなたが一番怖いものは何?」です。
最初は自分の「怖いもの」について、みんなでざっくばらんにディスカッション。
そのあと、世界各国で調査したアンケートの結果が配られました。
そのアンケートは、次の4つの「怖いものリスト」の中から、一番怖いと思うものを選んでもらって、それを国・性別ごとに集計したものでした。(全8ヵ国)
<<怖いものリスト>>
- 老い
- 破産
- 公の場でスピーチ
- 孤独
各国で結果がちがっていて、なかなか興味深いものでしたので、いくつかご紹介。
まずは南アフリカ。
男性、女性ともに「2.破産」が一番でした。
これはアフリカ全体の結果とも一致するような気がします。
このフォルケホイスコーレにいるアフリカ出身の生徒たちの話を聞いていると、「働くことは大事だ」とか「仕事が好き」とよく言ってます。
まだまだこれから発展していく地域だからか、働いてお金を得ることへの気持ちが強そうで、そしてたぶん本当に「生きる」ためには、それが必要だと感じているのだろうと思います。
「2.破産」が選ばれるのは、なんとなく納得です。
次に中国。
中国は、男女ともに、「4.孤独」が最多。
男性、女性どちらも50%以上の人が選択していて、圧倒的に孤独を嫌っていることを示しています。
なるほど、中国でSNSがあれだけ盛り上がっている理由はここにありそうですね。
「孤独」を嫌う人たちが、SNSを通して人と繋がることを心地よく思い、どんどん大きくなっていったのでしょう。
中国では、インスタグラマーなどのインフルエンサーが、どの広告塔よりも影響力を持っていると聞いたことがあります。
芸能人なんかよりも、SNS上で、「より近い存在」になり得るSNSインフルエンサー達からの方が、影響を強く受けるのかもしれないですね。
最後はスペイン。
上の2つの国は、どちらも男女の結果が同じでしたが、スペインは違っています。
スペインでは、男性は「1.老い」、女性は「4.孤独」が最多でした。
女性よりも男性が「老い」を気にしているってところが、ちょっと面白い。
ちなみに、8ヵ国中、「1.老い」が最多になっているのは、スペインの男性のみでした。
ルックス、超大事なんですね、きっと。
確かにイケメンが多いイメージがありますが。
いかがでしたでしょうか?
国別に見ると、こうも価値観が違うんだな〜と、
「へぇ〜」って日本語で言いながら、授業を受けてました。
僕はどの国も共通して「4.孤独」が一番なのかな?って推測していたので、驚きです。
育つ環境が違うと、思うこと・感じることが、もう僕とは全然違うんやなって、
人は周りの環境の影響を、結局は色濃く受けるんやろなって、改めて思った授業でした。
ん〜、今日も勉強になりました。
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