僕はもう歳なのでしょうか。
こんにちは。
昨日はバドミントン大会の話を書きましたが、今日はマラソン大会に参加してきました。
2日連続の大会参加。
アクティブな週末です。
昨日のバドミントン大会は、学校の先生が企画してくれた生徒だけの大会。
ワイワイガヤガヤみんなで楽しみました。
で、今日のマラソン大会も、僕はてっきりそんな感じの小さい大会なのかと思って朝を迎えたのですが、開始1時間前にめっちゃ「ちゃんとした大会」ということに気がついて、僕の細い目が大きく開きました。
生徒だけのマラソンかと思って朝起きたら、ちゃんとした大会やということが判明して焦る。 pic.twitter.com/LZTqWm53kI
— elutas@デンマークに住む日本語ライター🇩🇰 (@ELUTAS_ELTS) 2018年9月23日
なんでそんな勘違いをしたかというと、マラソン大会の会場が僕の通うフォルケホイスコーレ(学校)とその周りの森だったから。
いや確かにね、昨日、「なんか学校の前にテント建てられてるな〜」ってチラッと思ってはいたんです。
いつもテントなんかないんでね。
でも、たまに横の農業学校がイベント開くし、それのやつかな?って思ってたら、まさかのマラソン大会用のテントでした。
11時スタートだったんですが、いっしょに参加する生徒が10時過ぎぐらいにそのテントのとこに向かってたんで、僕も行くことに。
行ったところ、そのテントの周りに人がワンサカいて、「あ、これ、ちゃんとしたやつやん。」と、そこで気づいたのでした。
ちなみに大会の名前は、「Kaløbet」。
これは2つの単語を引っ付けた造語です。
「Kalø」は、この学校がある場所の名前。
「Løbe」は、デンマーク語で「走る」という意味です。
綺麗に引っ付いちゃいましたね。
そんなKaløbetは、走る距離を5、7、10、14㎞の中から選べます。
練習不足が明白な僕は、5㎞を選択。
正直、ここ最近はホントに全然走ってなくて、先週1回だけ気晴らしのためにランニングしただけ。
にも関わらず、やっぱり大会ってなると気持ちは高まっちゃうんですよね。
なんかわからへんけど走れそうな根拠のない自信がモリモリ出てきて、
いっちょ前にこんなタグを足に付けたり
これまたいっちょ前にゼッケンを付けたりしながら準備を整えていきました。
さらに、他の生徒が「音楽を聴きながら走る」と言っているのを聞き、
「それ、ええやん!必要やん!」ってなって、部屋にワイヤレスイヤフォンとiPhoneを取りに行くことに。
しかーし、そこにはまさかの展開が。
iPhoneの電池が全く残ってない!
ワオ!
でも、スタートまで少し時間あったため、とにかく充電を開始してみることに。
「すぐ充電されるやろ〜」と軽い気持ちでいたものの、結局6%しか充電できず。
足りないぞ、たぶん。
でも、もうその6%で望むしかない。
というわけで、たった6%のiPhoneをポケットに押し込み、スタート地点へと向かいました。
スタート地点につき、興奮しながらスタートの合図を待つ僕。
そろそろ音楽をかけようと思い、iPhoneを手に取ると、そこには見たくもない数字が。
残量1%。
えー!
電池減るん早っ!
5分前まで6%やったし、そこから何にも触ってないのに、5%も減ってる!
どこ行ったんや、5%!
絶対すぐ音楽聴けへんくなるやんこれ!
カムバック、5%!
そんな不必要な興奮を感じながら、ついにレースがスタート!
スタートと同時に音楽をかける。
「もしかしたら、音楽流した瞬間に電源落ちるんじゃね?」
とか思っていたものの、流れた!
1%でとにかく保つところまで頑張ってもらおう。
信じてるよ、iPhone。
そんなエールをiPhoneに送りながら、僕は「最初が肝心だ」と思い、まずは先頭集団についていくことに。
しかし、甘かった。
早速、甘かった。
全然ついていけない僕。
開始2分ぐらいで先頭集団から脱落し始めました。
「練習しとけば良かった・・・」と後悔。
前の会社であれだけ「仕事は準備が大事だ」って言われてたやろ!
自分のバカ!
でも、仕方がない。
そう思って、途中からは自分のペースで走ることにしました。
走っていると、1㎞地点の表示が。
まだ1㎞・・・。
もう息が上がっていた僕は絶望しながらも、とにかく前に足を運ぶ。
すると、
2㎞・・・
3㎞・・・
と、どんどんゴールが近くなるに連れて、逆に楽になっていったのです。
久しぶりに感じるランナーズハイ。
ご無沙汰してました、ランナーズハイさん。
そんなランナーズハイさんとの久々の再開を果たした3㎞過ぎあたりに、給水ポイントが。
スタッフさんが水を手で配るスタイルでした。
「5㎞やし、そんな水分補給もいらんか」
と思いつつも、差し出されたら断れない僕。
受け取っちゃいました。
が、これが失敗だったとすぐに気づく。
水はコップに入ってるんじゃなくて、袋に入っているタイプでした。
イメージできますか?
袋の端のギザギザを手で千切って開けないとダメやったんですが、まず開けるのに手間取る。
そして開いたと思いきや、走ってるからバインバインなって、手がビチャビチャに。
それで水が半分ぐらいなくなる。
「なんやこの仕組みは・・・!」と思いながらも、残りの半分は飲むことに。
でも、口に含めると、飲み込めない!
なんでかな、走るの久しぶり過ぎて、走りながら水飲むスキルが低下した気がする。
結局一滴も飲めず、口の中をソッと湿らせることに成功しただけなのでした。
まあ口の中の不快さは少し消えたから、意味ないことはなかったけど、なんか無駄に体力使った感が否めない・・・。
疲労を覚えながらも、なんとかその後も止まることなく、無事完走!
タイムは24分36秒で、順位は9位した。
いやー、悪くはないけど、もうちょっと速く走れると思ってたなー・・・。
23歳のときに出たハーフマラソンでは、1時間47分で走れてたんです。
約21㎞を1時間47分で走れてたわけなんで、5㎞だけならもっと速く走れてたと思うんですよね。
今年31歳になる僕は、少し歳を感じました。
しかし、ちょっとびっくりしたことが。
それは、例のiPhone。
残量1%でスタートしたiPhone君ですが、なんとゴールするまで音楽を鳴らし続けてくれたのです!
スタート前は何にもせずに5分で5%なくなったのに、音楽流しながら走ってる約25分間はちゃんと仕事をする男前なやつ!
いや、絶対1%ちゃうやろ。
10%以上の力持ってたぞ。
と、iPhone君を疑いの目で見ることになったマラソン大会だったのでした。
もうヘトヘトなので、今日はゆっくりしようかな。
そんな感じの日曜日です。
それではこの辺で。