金曜日の今日は、授業が午前中だけでした。
完全フリーの午後は、焚き火(たきび)作り体験をしました。
こっちの人は火が好きなのか、よく学校で焚き火をして、みんなでゆっくりします。
焚き火は生徒が率先して作るんですが、みんなすごく慣れていて、手際がいい。
特に、グリーンランド(デンマークの自治領)出身の人たちは、すごく上手な印象。
焚き火だけじゃなくて、カヤックとか、アウトドア系がなんでも得意そうです。
何人かは、小さい頃からそういうことを経験して育ってきたとのこと。
僕はというと、日本にいるときからキャンプは好きで、たまに友達としてました。
テント張って、みんなでバーベキューして、ゆっくりして〜っていうあの雰囲気がすごい好きです。
でも、実は周りの友だちがみんなキャンプ慣れしていて、何から何まで全部やってくれちゃうような状況でした。
それに甘えていると、キャンプは行くものの、自分では何もできない!という悲しい事態に。
やはり男だからか、そういうアウトドアのことを自分であれこれできるようになりたい!という思いがありました。
そんな思いを抱いていたところ、アウトドアコースのメンバーが今日焚き火の練習をするという話が舞い込んできたので、同行させてもらうことに。
火は「チャッカマン」とかを使ってチャチャって作るんじゃなくて、こんな道具を使用。
下の黒いやつで上の銀色の部分を擦ると、火花が発生。それを使って火種を作りました。
ホントにサバイバルな状況で使うための道具だそうです。
確かにチャッカマンやライターは、オイルがなくなったら終わりですもんね・・・。
そんな道具を使うくらい、このフォルケホイスコーレのアウトドアコースでは、かなりワイルドなサバイバルスキルを学べるようです。
僕はアウトドアコースじゃないので、側から見てる立場ですが、
3日間ほど山の中で生活するような授業もありました。
たった一人で山に篭って、自分で火を起こして魚を焼き、寝るためのシェルターを作って一晩過ごすようなこともしていたそう・・・!
超ワイルドです。
基本的には、この学校に常駐してる先生がアウトドアコースを受け持っているんですが、1ヶ月に1回ぐらい、外部からアウトドアのエキスパート的な方が特別講師として来ています。
そんなコースがあるんですが、僕の通っている、ここ、「Højskolen på Kalø(カルーホイスコーレ)」は、
「デンマーク語を一から学ぶのに適した学校」として定評があります。
が、最近は上で書いたアウトドアコースもできて、そんな本格的な実習をしています。
「デンマーク語を学ぶのに適した学校」という部分に関しては、ホントに嘘じゃありません。
初心者の僕が実際にいま毎日授業を受けてますが、良い先生ばっかりで、すごくわかりやすいです。
なので、デンマーク語を学びたい方にはもちろんおすすめですが、
アウトドアに興味がある方にとっても、良いフォルケなのかもしれません。
もしフォルケホイスコーレを探されてる方がいたら、検討してみてはいかがでしょうか?