カルーホイスコーレ生活11日目です。
こんばんは。
デンマークは徐々に寒くなってきてます。
寒くなってきてます、というか、寒いです。
今の気温はこんな感じ。
10月初旬にして、もう冬ですよ、これ。
そんな中、15時ごろに、デンマーク人が
「今から泳いでくる」って嬉しそうに笑いながら海に出かけていきました。
考えられん・・・。
去年、ここでやった寒中水泳を思い出しました。
あれは地獄やった・・・
そのときの記事はこれです↓
さてさて、今日は午前中にデンマーク語コースの授業に参加。
1時間目は「死」をテーマにした授業やって、めっちゃ面白かった。
「宗教によって死に対するアプローチが違うよね」
っていう話や、
国ごとの葬儀の違いなんかを教えてもらいました。
確かに、全然ちがう。
宗教でいうと、キリスト教やイスラム教は、死んだら天国or地獄のどっちかに行くっていう考え方。
一方で、仏教やヒンドゥー教は、死んでもまた生き返るっていうスタンス。
国では、例えばガーナはもはやお祭りです。
悲しさなんてどこへやら、みんなで踊って故人を葬うそうですよ。
こんな感じです。
めっちゃ楽しそう。
一方、デンマークは日本と同じで、しんみり系らしいです。
文化のちがいがここまで出るのかと、驚かされました。
午後からは、選択授業やったんですが、今日はアウトドアをチョイス。
いつもはSimonという、この学校のリーダー的な先生が担当してるんです。
でも、なんとなんと今日は、僕と同じセメスターのアウトドアコースに生徒として通っていた下の彼が先生として帰ってきました!
なんかやっぱり変な感じですね。
同じ生徒でしたからね。
肝心の授業の内容は、「トラップ作り」でした。
うさぎやネズミを獲るために仕掛けるトラップです。
その変に落ちている木や石を使って作っちゃいます。
外でサバイバル生活をすることになっても使える技術ってことですね。
木の枝を立てかけたり、紐を結んだりするぐらいなんですが、上手に考えられた仕組みでちょっと感動。
身近なものでここまでできちゃうんですね。
カルーホイスコーレでは、ガチな「アウトドアコース」があるんですが、今日みたいな感じで軽いアウトドアの授業も取れます。
前に在籍してたときも結構好きで、チョコチョコ選択してました。
なかなか日本で普通に生活してたらしないですからね、トラップ作りとか。
いろんな経験をさせてもらえる良い環境です。
この学校に来る日本人の主な目的は、やっぱりデンマーク語習得ですが、今までやってこなかったようなことにもチャレンジできるという良さもここにはあります。
人生経験を広げることができるし、「今まで気づかなかったけど実は好き」みたいなことが見つかるかもしれません。
一度自分を見つめ直すのにぴったりな場所やなと、改めて思ったのでした。