ええ感じの街「ラナース」にまた行って来ました。
こんばんは。
今日は土曜日でフォルケ(学校)は休み。
なのですが、今日は朝からみんなでラナースに行ってきました。
ラナースっていうのは、デンマークで5、6番目に大きい街。
前に書いた記事のとおり、ラナースは「ええ感じ」の街です。
生徒で結成された「週末のアクティビティを考えるチーム」というチームが今日のラナースツアーを企画してくれたのでした。
内容は、まず最初に全員で美術館に行き、そのあとはフリータイムということで各々自由に過ごすというような感じでした。
その美術館は前回の訪問でも行ったんですが、すごくデンマークらしい施設なんです。
4フロアで構成されていて、1Fと地下1Fが図書館、2Fが博物館、3Fが美術館、というような感じ。
まずは図書館。
これがもうデンマークらしい。
めちゃくちゃ開放感があって、清々しいんです。
んで、デザインがオシャレ。
さすがデンマークですね。
これは何回も通いたくなっちゃいます。
キッズコーナーがあったんですが、そこも素敵でした。
特に印象的だったのが、子供用の遊び道具。
お金に余裕のない家庭の子供でも遊べるようにと、いろんな種類の遊び道具が置いてあって、全部無料で使えるようです。
教育を重要視している姿勢が見えますね。
あと、合理的やな〜と思ったのが、貸出図書の返却方法。
返却する本をこのマシンに投入すると、バーコードの情報を読み取って、自動で仕分けされ、元の棚の位置に戻す作業を簡素化しているそうです。
デンマーク人の労働時間が少ない背景には、こうした合理的で効率的な考え方がベースにありそうです。
たくさんの感動があったこの図書館のあとは、2、3Fへ。
2Fでは氷河期から現在に到るまでの人類の進化、3Fではアートの展示がされていました。
めちゃくちゃ広いし、クオリティも高いのに、一部のエキシビジョンを除いて、なんとほぼ全て無料なんです。
これが無料だなんて・・・
さすが、高福祉の国デンマークです。
税金が高い国ですが、こういうところにお金を使ってみんなにわかりやすく還元しているんですね。
というような感じで、デンマーク感満載の施設なのでした。