今回は、僕の友人の身に起きた、デンマークのワーホリビザ申請に関するちょっと怖いお話を・・・。
本人から、
という強い希望を受け、その貴重な情報をこのブログで書かせてもらうことになりました。
ホントに、
と思ってしまう出来事です。
今からワーホリビザを申請する方には是非とも読んでおいて欲しいです。
それでは、書いていきますね。
(はじめに) デンマーク大使館とSIRIについて
これから僕の友人の身に起こった怖い話を時系列に沿って書いて行きます。
が、その前に、この話に出てくる下の2つについて触れておきます。
- デンマーク大使館 [日本]
- デンマーク入国局(SIRI) [デンマーク]
日本にいる方は、東京にあるデンマーク大使館でワーホリビザの申請を行います。
デンマーク大使館はその申請を受けて、デンマークにあるデンマーク入国局(通称SIRI)というところとやり取りします。
SIRIが、デンマークへの移民者の入国管理などをしているところなんですよね。
そのSIRIが入国許可を出して、ビザが出来上がるという流れなのです。
これを踏まえて、この先を読んでくださいね。
デンマークのワーホリビザ申請で起こったトラブル
6/11 ワーホリビザ申請
6月11日、彼女は代官山にあるデンマーク大使館でワーホリビザの申請をしました。
申請はWebからでもできるのですが、紙で申請したようです。
ちなみにWebでの申請方法は下の記事の通りです。
8月から、デンマークにある学校「カルー・ホイスコーレ」へ行くことになっていた彼女は、入学日から逆算して6月にビザの申請を出すことに。
なぜ6月かと言うと、デンマークのワーホリビザ申請は、基本的にビザ開始日の2、3ヶ月前でないと受け付けてくれないからです。
8/12 ワーホリビザ無しでデンマークへ…
ちゃんと逆算して2ヶ月前に申請したビザなのですが、出発日が近づいてきても全然連絡が来ない・・・。
そしてなんと、ビザ取得の合否がわからないままデンマークへ出発する日を迎えることになったのです。
もちろん、海外へ旅行する時と同じ、いわゆる観光ビザで入国はできます。
でも、観光ビザの期間は最大90日。
それが過ぎてしまうと、日本に帰らないといけなくなります。
学校の期間は約5ヶ月なので、90日では足りないのです。
そんな状況で日本を発つことになった彼女ですが、8月12日に無事デンマークに入国。
ワーホリビザはないものの、観光ビザでカルーホイスコーレでの学校生活をスタートさせました。
ちなみに、ビザの許可証を日本の実家に送ってもらうように申請していたものの、デンマークに来たあとに日本の家に送られても当然ながら受け取れません。
そこで彼女は、
ビザ許可証の郵送先を、デンマークの学校に変更して欲しい
という内容を、出発の2日前にメールで連絡することに。
そのメールは、ビザの申請をした日本のデンマーク大使館ではなく、デンマーク側の受入を管理しているデンマーク入国局(SIRI)に送ったそうです。
8/29 やっと来た連絡。でも、内容が…
デンマークに到着し、学校生活がスタートしてから2週間以上経った8月29日。
「ビザ許可証の郵送先を、デンマークの学校に変更して欲しい」とメールを送ったSIRIから、ようやく返信が。
そこにはこう書かれていたのです。
郵送先を変えたいというあなたのビザ申請が、どれのことなのか特定できないから、個人情報を書いてもう一度連絡してきて下さい。
え、どういうこと?
個人情報はちゃんとメールに書いたでしょ?
名前も、申請した時に付けられる申請番号もメールに書いたでしょ?
そう、彼女はちゃんと自分の申請を特定できるように、下の情報を伝えていたのです。
- 名前
- 申請番号(申請したときに振られる番号)
それなのに、「個人情報をちゃんと書いて」って言われた彼女は、混乱したに違いありません。
9/11 「電話してきて」
上で書いた、
郵送先を変えたいというあなたのビザ申請が、どれのことなのか特定できないから、個人情報を書いてもう一度連絡してきて下さい。
というSIRIからの連絡に対して、彼女は9月11日に返信しました。
すでに必要な情報は全部伝えているのに・・・と思いつつも、「連絡して」って言われたらもう一度送るしかないですよね。
というわけで、彼女は再び、フルネームと申請番号を書いてメールしました。
すると、SIRIから今度はこんな連絡が。
プライベートな問題なので、TELしてきて。