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デンマーク語

【デンマーク語めっちゃ入門】第5回 指示代名詞について

【デンマーク語めっちゃ入門】第5回 指示代名詞について

毎度お馴染み、デンマーク語めっちゃ入門のコーナーです。

前回の【デンマーク語めっちゃ入門】第4回 人称代名詞について、いかがでしたでしょうか?

三人称のあたりがややこしくなかったですか?

今回は、人称代名詞の次ということで、指示代名詞をご紹介したいと思います。

指示代名詞というのは、英語でいうところの、「it」とか「they」のことですね。

スワヒリ語でいうところの、「ni」です。

そう、あの「ni」です。

ネパール語でいえば、「यो」に当たるやつです。

懐かしいですね、यो

正直読み方もわかりません。

というわけで、デンマーク語の指示代名詞、いってみましょう!

デンマーク語の指示代名詞

「それ」「それら」

デンマーク語の「それ(単数) / それら(複数)」に当たる言葉はこちらです。

  • それ(単数) :den / det
  • それら(複数):de

人称代名詞は人を表すときに使うのに対して、指示代名詞は物や動物に対して使います。

ところで、「それ(単数)」に二つの単語が並んでいますね。

気になりますよね?

これについて説明するときに登場するのが、en名詞とet名詞です。

【デンマーク語めっちゃ入門】第3回 名詞の種類についてに書いた通り、デンマーク語には、en名詞とet名詞というものが存在します。

en名詞とet名詞について詳しく知りたい方は、下の記事を読んでくださいね。

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指示代名詞は、対象の名詞がen名詞なのかet名詞なのかによって形を変えます。

  • en名詞の場合:den
  • et名詞の場合:det

具体例で説明します。

まずはen名詞の「kat(猫)」を使った下の文を見てみましょう。

Hvor er katten?(猫はどこ?)

Den ligger under stolen.(それは石の下にいるよ。)

2つ目の文章の主語が「Den」になっていますね。

これは、en名詞である猫を指した主語なので、「Den」となります。

ちなみに猫好きの僕は、猫を「それ」ということに抵抗がありますが、今回はわかりやすく「それ」にさせてもらいました。

ごめんな、猫。

気を取り直して、次はet名詞である「ur(時計)」を使った例文です。

Hvor er mit ur?(僕の時計はどこ?)

Det ligger i vinduet.(それは窓のところにあるよ。)

さっきは「Den」だった主語が、「Det」になっていますよね。

これは、時計がet名詞だからdetなんです。

これがdenとdetの使い分け方になります。

ちなみに、対象が複数の場合は、en名詞かet名詞かに関わらず、常に「de」になります。

猫がいっぱいいても、時計がいっぱいあっても、主語はdeになるということです。

「これ」「あれ」

何かを指差しながら、「これ」とか「あれ」とか言うときありますよね?

英語だと、「This one」とか「That one」っていう言い方になると思います。

デンマーク語では、下のような単語を使います。

  • これ:her
  • あれ:der

herとderは、上で出てきた、den – det – deとセットにして使われます。

またまた例文で見てみましょう。

ちょっと離れたところから、「その本を取ってくれへん?」と聞かれたけど、自分の手元にある本なのか、テーブルの端っこに置いてある本のことなのかわからず、相手に確認したいとき、次のような言い方になります。

Den her eller den der?(これのこと?それとも、あれのこと?)

「den her」が「これ?」で、

「den der」が「あれ?」という意味です。

ちなみに、この例文では、「den」をherとderと組み合わせていますが、これは本(bog)という単語がen名詞だからです。

対象がet名詞ならば、「det」に。

例えば、本ではなくて、時計を取ってほしいと言われて、どの時計か確認するときは、

Det her eller det der?

です。

複数なら、「de」になります。

本がいくつかあって、「その本たちを取ってくれへん?」と言われたら、

De her eller de der?

になるということです。

この「これ」「あれ」という表現は会話でよく使いますので、覚えておいてくださいね。

書くときだけ使う、denne – dette – disse

デンマーク語の文章を読んでいると、denne、dette、disseという言葉をたまに見ます。

この3つも「これ」という意味なんですが、これらは話すときには使わず、書き物(文章)にだけ登場する単語なんです。

お察しの方もいるかもしれませんが、denne、dette、disseも、対象の名詞の種類によって使い分ける必要があります。

  • 対象がen名詞:denne
  • 対象がet名詞:dette
  • 対象が複数:disse

Denne er min.(車を見ながら)これは私のです。

Dette er mit.(時計を見ながら)これは私のです。

Disse er mine.(3つの車を見ながら)これらは私のです。

こんな感じです。

ちなみに、「それ」「それら」のところでご紹介した、den / det / deは、話すときにも使えるし、書き物でも使えます。

まとめ

今回は指示代名詞をご紹介しました。

ネパール語の「यो」よりはまだわかりやすかったでしょうか?

en名詞やet名詞が絡んでくるのでややこしいですが、正直ちょっと間違ってもデンマーク人は受け止めてくれます。

なので、最初はそんなに神経質になる必要もないです。

でも、正しいデンマーク語の形は今回ご紹介したようなルールがあるので、頭に入れておいて頂ければと思います。