こんにちは。
日本に帰国した僕ですが、まだちょっとヨーロッパの余韻を引きずっています。
というわけで今日は、ひとり旅をしたクロアチアについて書こうと思います。
クロアチアはここ最近人気の国で、女性がひとり旅の行き先として選ぶことも多いんだとか。
この記事が、
「クロアチアでひとり旅してみたい!」
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
もちろん、男女問わず!
目次
クロアチアひとり旅で訪れた街と日程
まずは、今回行ってきた街と日程から。
僕はこんな感じで3つの街を回ってきました。
- ザグレブ:7泊8日
- スプリト:7泊8日
- ドゥブロヴニク:6泊7日
見ていただいたらわかる通り、全部かなり長期滞在です。
クロアチア旅行のツアーを見ていると、ザグレブだけの訪問でも、移動日を含めて5日間という日数設定がされているものが多い中、僕は全部の街に1週間ずつステイするというなんとも贅沢な旅をしてきちゃいました。
そのおかげで、1つ1つの街をホントにゆーっくり満喫できて、まさに「暮らすように旅する」かのようでした。
3つの街の特徴
同じ国にある3つの街ですが、どこも違う色でそれぞれに個性がありましたよ。
どんなところだったか、僕の言葉でご紹介してみますね。
ザグレブ
ザグレブという名前を聞いたことはあるでしょうか?
僕は今回の旅で行くまで正直知りませんでした・・・。
実は、ザグレブがクロアチアの首都なんです。
でも、首都のわりに首都感が全然ありませんでした。
街の中心でも高層ビルがほとんどないし、古い教会や建物がそこら中に残っているからだと思います。
日本出身の僕ですから、高層ビルはもう見飽きているので、むしろ首都感がなくて大喜びでした。
そんな首都ザグレブには、ちょこちょこ面白い観光スポットがあります。
例えば、これ。
世界一短いケーブルカーです。
ホントね、めちゃくちゃ短いんですよ、これ。
出発してから到着まで、40秒ぐらいです。
「ホンマにこのケーブルカー、必要なん?」
なんて疑ってしまったんですが、これはね、この街には必要なんですよ。
その理由とか、ケーブルカーに乗ってみた実際の様子については下の記事にまとめているので、良かったら読んでみてくださいね。
スプリト
スプリトは、ザグレブに次ぐクロアチアで2番目に大きな街。
この街は、「スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿」という名前で、1979年に世界遺産に登録されました。
「ディオクレティアヌスって聞いたことあるぞ・・・」
と思ったそこのあなたは、きっと昔、世界史を専攻していたでしょう!
そうです、ディオクレティアヌスって、あのディオクレティアヌスですよ!
世界史を習い始めた最初の頃に出てくる、あのディオクレティアヌス!
そのディオクレティアヌスさんが作った宮殿がここにあるんです。
そう思うだけで、凄さを感じませんか?
僕は鳥肌が立ちそうなぐらい興奮しましたよ・・・!
(実際のところは鳥肌は1粒も立ちませんでした。)
僕の鳥肌は立たなかったものの、ホントに感動しました。
スプリトは街全体が古代遺跡みたいでめちゃくちゃ雰囲気よかったんです。
細い路地が張り巡らされていて、
「ここ、どこ?」
って何回言ったことか。
要は迷子になっていたんですね〜。
でもホント、映画のセットみたいな建物だらけで、迷子やのにテンションが上がってました。
そんな迷路の中の一つに、「私を通らせて」という名前の道が。
このめっちゃ気になる名前は、二人同時に通れないぐらい道が細い、というところから来ているそうですよ。
実際に通ってきたんですが、それは下の記事に書いてます。
ご興味があれば合わせてどうぞ。
ドゥブロヴニク
最後は、ドゥブロヴニク。
おそらく、クロアチアで一番有名な観光地です。
なんで有名かって?
日本内だけの話をすると、この街がジブリの名作「紅の豚」や「魔女の宅急便」のモデルになったと言われているからなんです。
それを聞いただけで、行きたくなりませんか?
実際に行ってみた感想としては、
「確かに紅の豚ってこんな感じやったかも!」
と思っちゃいましたね。
いやー、ホントに綺麗な街でした。
エメラルドグリーンの海に、オレンジの屋根。
街のあちこちに残る、カッコいい歴史的建造物。
そりゃ駿さんも描きたくなるわけです。
あ、宮崎駿さんのことです。
ちなみに日本だけじゃなく、ドゥブロヴニクは世界中の人から人気。
「アドリア海の真珠」なんて呼ばれ方をされるぐらい、美しい街とされています。
ここドゥブロヴニクもスプリトと同じく、1979年に登録された世界遺産の街です。
この街には見所がたくさんあるのですが、一つあげるとするなら、街を囲んでいる城壁。
城壁なんで「壁」なんですが、上を歩けるようになってます。
この壁を歩きながら見える街の景色がホントに最高で、ドゥブロヴニクへ行くならまず外してはいけないスポットですね。
さらにもう一つ重要な情報が。
このドゥブロヴニク、猫の街としても有名なんです。
「ドゥブロブニク」という名前が実は「猫」っていう意味なんだよ!
というわけではなく、猫がめちゃくちゃ多いから猫の街って言われてるんです。
実際に街を歩いていたら、ホントにあらゆるところで猫に出くわしましたよ。
僕も猫好きの端くれなんで、かなり顔がほころびました。
というわけで、猫好きの方はドゥブロブニクへ行きましょう。
ひとり旅に役立ちそうな情報
ひとり旅にかかった費用
僕がクロアチアひとり旅で使ったお金は、合計93,025円でした。
21日間いたので、1日あたり4,500円ほどです。
実は、僕はデンマークでのワーホリを終えたあとに、帰国せずにそのまま旅していたので、日本からの飛行機代はこの計算に含まれていません。
でも、現地で使ったお金の内訳を細かく下の記事に書いているので、参考にしてもらえる部分もあるんじゃないかなと思っています。
よかったら合わせて読んでみてくださいね。
通貨はクーナ
クロアチはEUに加盟しているんですが、ユーロではありません。
クーナという独自の通貨を採用しているので、渡航するときは気をつけてくださいね。
クレジットカードが使えるお店が多かったですが、バスに乗るときなんかはやっぱり現金オンリーだったりするので、多少現金を持っておいた方が良いです。
英語が通じる
クロアチアは英語を話せる人が多かった印象です。
観光が主要産業になっている国ですからね、そのあたりの教育はきっと行き届いているのでしょうね。
ちなみに母国語はクロアチア語です。
治安は悪くない
旅をする時に気になる治安ですが、クロアチアは世界的に見ると良い部類に入ります。
「経済平和研究所(IEP:Institute for Economics and Peace)」が発表している「世界平和度指数」では、163ヶ国中27番目。
ヨーロッパで人気のイタリアやスペインよりも上位で、ひとり旅をするには良い国かもしれません。
物価はそんなに高くない(安くもない)
クロアチアの物価ですが、日本と同じぐらいに感じました。
行く前は安いと聞いていてめっちゃ期待していたからもうちょっと安いと思ってたんですが、でも日本と同じだと考えると悪くないですよね。
ちなみにクロアチアの物価がどんなものかは、現地で買った物をご紹介している下の記事を読んでいただけたらイメージしてもらえるんじゃないかなと思います。
まとめ
というわけで、今日はクロアチアのひとり旅について書いてみました。
実際に行ってみた感想は、
「この国、めっちゃいい。」
です。
日本ではお目にかかれない景色がそこに広がっています。
ひとり旅を検討されている方、ぜひクロアチアへ行ってみてくださいね。